たった一人のオリンピック

 

 

 

ぼくは繰り返し本を読むことが少ない。

 

 

 

 

山際淳司の『たった一人のオリンピック』は

 

何年にもわたってだけど 何回も読んだ数少ない本。

 

 

短編集なんだけどね。

 

学生のときに お風呂で読むのにちょうどよかったんだよね。

 

 

 

 

 

 

何人か印象的な人がえがかれてるんだけど

 

 

ぼくは

 

中でも 筑駒から何浪かして 結局

 

シングルスカルでオリンピックを目指した人の話しが好きだ。

 

 

 

 

 

 

少なからず影響があったんだとおもう。

 

大学1年生のときは ヨットサークルに入って 週末は浜にある合宿所で寝泊まりした。

 

あの当時 470で 何人かメダルを取ってたからね。

 

 

 

オリンピック予選にも 無事に(?) 出場した。

(今は知らないけど、当時毎週ヨットに乗るような学生ならほぼ参加できた)

 

 

 

 

 

『たった一人のオリンピック』というエピソード

 

 

個性って何なのか 

高校生っていう枠組みの中で、自分らしく生きる って個性なの本当に?

 

というぼくを支えてくれていたのかもしれない。

 

 

 

 

主人公は 筑駒でパッとしなかった人の話し。

 

 

 

 

どの超進学校でも 何十人かは 底なんだよね。

 

 

 

 

 

 

超進学校ならなおさらだけど

 

上を追い抜くどころか 追いつくとっかかりも見つけづらいはず。

 

 

 

 

 

 

6年間に何の保証もない。

 

 

 

 

 

 

 

勉強することに疑問を持つことは こわいことだとおもう。

 

 

 

 

 

『とまっちゃだめなの

 なんだかわけわからないけど 走りながら考えよ』

 

 

 

 

 

まずは まわりがそう思っておくこと。

 

せっかく走ってるものをとめるのは

大きなリスク

だとおもう。

 

 

進み続ける 進ませ続けることは 『個性』をかたちづくるんじゃないかな?

 

自信をもって アクセルをふむべし とおもうよ。

 

 

 

 

 

戸田も江ノ島もいいけどさ

 

水辺で自分をさがす より 勉強で自分を鍛えるほうが 見つけられそうじゃない?

 

 

地方から外国から いろんな人が集まる大学に進んで 

人の中で自分を見つけたらいいじゃない。

 

 

 

勉強強度は上げ続けるもの

理由はいらないよ

いるのは気迫