この 数年で 30回くらいは行ってるプラネタリウム。
昨日 行ったところは そのうち6回くらいで
行くときには日帰りなんだけど
ついでに 県立自然史博物館にも立ち寄ってくる
理科的な一日を支えてくれる場所。
で
昨日は 冬の星座について知ってきた。
この秋冬は 木星がよくみえて
そのうち 火星もみえるようになって
ここ1か月ほどは 金星もよくみえている。
サイエンスゲーツをはじめてから
むすめやむすことも もちろん ひとりのときも よく空を見てるんだけど
そうしてみていくと 木星と火星と
あわせて そのまわりにオリオン座や 冬の大三角が見えるんだよね
で 何か月かみてると
そのオリオン座が リボン型から 砂時計にかわってってね
あ 東の空から 南の空にうつっていってるんだなー なんてことがわかる。
で 昨日は プラネタリウムで
ベテルギウスの右側が おうし座の一等星アルデバランで
その右に
プレアデス星団 通称すばる
がいるんだな ってことを知った。
この冬だけで
あれがアルデバランだ
って 何度もアプリを空にかざして知ったんだよ。
明るい星だからね 何度も気になって 名前を調べた。
でも 昨日知った 今ならわかる。
アルデバランは オリオンのベテルギウスの 右にいるんだよ。
おうし座で G(全天で21しかない1等星の7つが結ばれた線)
または Gから
ベテルギウスをのぞいた 冬のダイヤモンドを構成する星。
そこから右にすこしいくと
枕草子にも こう書かれているという プレアデス星団。
星は昴(すばる) 彦星(ひこぼし) 太白星(ゆうづつ) よばい星少しをかし 尾だになからましかば まいて…

アルデバランから ななめ左上にいくとカペラ
その左下に ふたご座のポルックス
で 順に冬の大三角を構成する プロキオンと シリウス(プロキオンとシリウスは色でわかる)
あとのひとつはシリウスから右に進んで リゲル(オリオンの青白い方)
星について知ることは
何の役にも立たない どころか
長かったら むこう 何十年か
たのしめる知識なんだよね。
知っていることを より知っていることに 結び付けていく。
それって
理科なら 身近なことだし
数学なら 類題や次のステップの問題を解くときに気づくかもしれないことだし
国語なら 知った言葉を実際に遊びとして使うことで 実感をもてるかもしれないね。
勉強は 遊び
とは 言わないけど
あれだけ眠かったプラネタリウムも
少しづつ少しづつ ぼくの人生を彩ってくれるし
学生のときの数学も 読書も
たぶん この仕事をしていくのに役に立ってる。
星を知ることは むこう何十年と楽しみを深めることなんだよ
なんか 教養番組みたいな境地じゃない??
そんな自分を発見できるのも 知ることの良さかもしれないね。
勉強は『知ること』で 詰まってる。
何の役にも立ちそうにないことを たくさん集めたらいい。
ブログの一記事にはなる。
人生の1ページには なる。
勉強は 知ること で詰まってる。
受験のためにするのが きっかけでもいい。
学校の授業で ぼーっとしないためでもいい。
役に立つ
ぼくは栄養みたいなもんだと思ってる。
若い人は そうは思ってないだろうけどね