国府台で物理選択学年TOP5に入る高3がいる。
もう高3なので 18歳時点でのゴールは目の前
ここから 東大は難しいねって さっき話をした。
本人のお昼休みにぼくが話しかけたってだけなんだけど
雑談をした。
いま ここまで本人なりにベストを尽くして
その位置から
学年1位の人や 東大・東工大に進学していく人との違いって何だろうね
っていう問いかけをしてみた。
考え方をかえたら
入学時 偏差値60を超える国府台高校の
勉強をしない子たち と 自分との違いって何だろうね
って話だよね
なんて 問いかけをした。
「優先順位のちがいだとおもいます」と応えた。
ぼくもまさに その通りだとおもう。
優先順位がちがうからこそ
意識がちがうし
行動が違う。
勉強をがんばってきた彼女にはわかってるけど
つみかさねてきた行動が違うから 勉強の質や量が違う。
18歳時点でのゴールは目の前だから
ここからは そう簡単にはひっくり返らない
というか 大学受験TOP層に追いつくわけがない
なのに わざわざ ひきあいに出して話したかったのは
勉強を 自分なりにベストを尽くしてきて なにがそんなに違うのか
って 本人はきっと気になってるだろうから。
ここまで積み重ねてきた学力は18歳以降 高等教育に変わるから
あらたによーいどんが始まるわけで
ここまでの勝負はいったん おしまいになるからあんまり気にすることないんだけど
東大・東工大に進んでった彼らが 明らかに秀でていることは
今後の人生で 高3の彼女が
自分の意識で育てることができることだとおもうんだよね。
何か というと
遺伝
ではない。
ガッツ
でもない。
やりきる力は大切だけど
やりきる力は これから言う力があればこそ 引き出されるものだとおもう。
世代 100万人の中の1万人
東大や東工大に入る
超上位層に入る彼らが優れてる能力は
最短を通ろうとする力
ここに尽きるとおもう。
最短を通れば 時間も労力も最短でいい。
行きあたりばったりではなく 余る時間で他のことをできる。
同じことをするのでも 余裕がうみだせる。
ただ急げば 最短を通れるわけじゃないんだよね
ゴールをイメージして 見積もらないと最短は描けない。
ゴールイメージをもって
いまの自分の能力や ゴールに近いときの自分の能力
それまでの環境要因
もちろん勉強だと そこにいたるまでの単元の難しさや その習得度合い(たとえば受験だと合格最低点だとどのレベルまで身につける必要があるか)。
それを どのくらいの解像度で持っていて
そもそもゴールイメージを持たない人が圧倒的に多いんだけど
そのゴールイメージからの
見積
が あるからこそ
達成
の確率が飛躍的に上がるんだよね。
ひとりでこじんまり仕事をするんなら 行きあたりばったりでもいいと思うんだけど
まだやったことない仕事をしたり
社内でだれもやったことない仕事だったり
自分がワクワクする仕事をしたくなる人だったら
この
見積もる力
で いろんな人を説得して 巻き込んで
やりきることが大切になるよ。
で
それは ここからの何年で伸ばせるからね。
最短を意識する力
これが あなたと 東大東工大に進んでった人たちとの違いだよ
それは ここから伸ばしていく力だからね
なんて話をした。
えらそうに
ぼくは 勘でしか生きてきてないんだけどね
行きあたりばったり
途中 ばったりたおれて たすけてもらいながらしか生きれてないんだけどね。
見積もって
最短を突っ切る凄み
18歳くらいから 自分だけの小さなプロジェクトでもいいから
磨いていけるといいな とおもう。
がむしゃらにやればいい
みたいなかわいそうな感じになってほしくない。
ガッツを活かして たくさんの人にたすけになれるように
できれば たくさんの人をまきこんで前に進める人になってほしい。
文武両道を進みつつ
優先順位が大切
ってとこまでたどり着けたんだ
才能はあるからね