これを無くしたら
もう たぶんね
それは点を取るための勉強ではないね。
塗り絵 だね
時間つぶし以外の何物でもないよ。
ただね
それって勉強初心者だと よくあることだから
何度も それが大切であることを教えないといけない。
あと 誰かの管理が行き届いてたりする場合 よくあるね。
自分でやるより時短だから 保護者の人がかわってあげてると 後々本人が困ることがある。小学校 低学年なら そのやり方でもいいと思うんだけどね。高学年までそれで育てると…
そのやり方だと 大きくなって言うことを聞かなくなってから 本人が困っちゃうんだよね。
たかが 丸付け
たかが 問題番号のチェック
そう思うなかれ
まともに 丸つけ
まともに 問題番号のチェックができるようにならない高校生は
たくさんいるよ。
なかなか まともにできるようにならない中学生は 百人以上みてきた。
理由はかんたん
それまで まともにやってこなかったのが染みついてるから。

だから 丁寧に一字を拾うこともできないし
問題を解いたら日をおかずに丸つけをする ということもできなかったりする。
というより 丸つけしなくても平気 な子が多い。
でもさ
点を取るための勉強は できないところをできるようにすることが大切だから
丸つけしないなら
ティックトックみてるのと変わんないか もしかしたらしょう油ちゅるちゅる吸ってる動画をみてるほうが まだましかもしれないんだよね。
で 丸つけして 次にその問題を解くように 問題番号にチェックする
ということは
すずのきでは 小学部でも中学部でも 徹底してる。
そこが 勉強の肝 であり
中学受験組を 大学受験で抜かすためのエッセンスだから。
本気で高校で輝くように 育てるなら
本気で自立できるよう 仕向けなければ
なかなか 学力がどっこいの子たちが集まる高校で100人に1人にはなれないと
ぼくは考えてる。
『丸つけ』と『問題番号へのチェック』
これは
大きくなればなるほど 染みついたものを取るのが難しくなる。
体感、中学生の2人に1人はできないとおもうよ。
すずのきでも途中から参加する中学生の2人に1人以上できてないから。
その子本来の真面目さ とか あんま関係ないとおもう。
どう育てるのか っていうとこだけだとおもう。
不安感を持ってる子は 結構 有利かも。
丸つけがいい加減なのも
問題番号にチェックしないのも
勉強することの裏返し 真逆。そこを甘く見すごしてると後の祭りになる。
振り返りたくないなら 間違ってるのも〇にしたらいいし
現実を受け止めたくなければ 問題番号のチェックをしなければいいんだよ。
子どもたちは 勉強にたいして そういう生き物であるから
見つけたら
すずのきでは指導するようにしてる。
そもそも こうすべき とか
なぜそれが必要なのか とか
そんなことは 何十回何百回と話してる。
それでも 染みついたものをかえて 勉強する人としての意識を上げるのは
なかなか難しいっていうのが現実 ぼくらが向き合ってる現実。
勉強は 手がかかるんだよね
おうちで勉強させている人は できるなら本人の丸つけの精度には目を配ったほうがいいし
見つけたら100%きっちり指導したほうがいい。
書き順よりもよほど大切なことだと ぼくはおもうし、点を取ることよりもよほどに重要なことだとおもう。
というか 『まともに取り組む』ってことは ぼくが一番 教室で指導していることといってもいいかもしれない。
勉強への真面目さ を育てるのって
目標を持たせることよりも たぶん大切ね
目標は そのときそのときでちがってていいし
燃え尽きを発生させてしまったら台無しだから。
大学受験まで成功する生徒たちをみて、常に目標に向かって燃えてるかっていったら そんなことはないから たぶん そこは重要ではないとおもう。
1番大切なのは
勉強への真面目さ よ 真面目さ
そうすると 自己効力感が湧いて出てくるから。
そしたら 自分で自分を伸ばすたのしさが出てくるから。
ほんとよ。