すずのきから帰ると
vもぎですりきれたボクに
輪をかけて すりきれていた。
「ど-したの?」
どうやら むすめが約束をまもらなくて
めちゃくちゃ怒ったみたい
で
そのまんまむすめは寝たらしい
「5歳だものね」
と言っておいたけど
子どもが 自分の話しを尊重してくれないときの気持ちは
なんとなく想像するしかできないんだけど
想像できる。
なんで伝わらないの?
って固まりを
あなたのためなのに
って気持ちをこめて
ぶつけたくなる気持ちかな??
ぼく 毎日こどもたちと向きあって
取っ組み合って
どうにかならんもんかねー
って思うことはよくあるんだよね。
いい子はたっくさんいるよ。
すずのきの子たちは みんないい子だから。
でもさ
手がかからないなぁって思う子って
あんまりいないんだよね。
ぼくが
いっつも何かしら誰かと話してるのは
何かしら 勉強がもっとはかどるため
何かしら 学力があがるためで
たぶん 世のママと ぼくでは
想いの強さが まるで違うんだともおもうんだけど
それでも 子どもの勉強へのもどかしさだったり
学力を期待する気持ちだったりは
にたようなものを感じてるのかな と思ったりする。
何となくだけどね。
ぼくは
自分が子どもたちに伝えたい『価値』を
顔にはりつけて教室を練り歩いてる。
勉強をすることはいいことだ!
がんばることはすごいことだよ
結果は自分で出すもの
つまずけつまずけ
止まるなよ
かわり続けなよ
がんばれ
おーおー がんばってるな!
もっとがんばれ
たしかにさ
子どもからしたら
オトナの声かけは
勉強のじゃまだったりすることも多いんだと思うよ。
オトナのがんばりを認められるほど
子どもたちにまわりをみわたす余裕はないものね。
だからさ
強い期待を持ってるとしたらさ
顔にはりつけとく
くらいが調度いいんじゃないかな?
勉強してるの?
ふーん
とってもうれしいです
してないの?
え?
そうなの?
勉強したら、とってもうれしいのに……..
わたし 祈るね
勉強してくれるまで祈るね
みたいな
どうかな?
ポジティブエネルギーが家に満ちないかな?