せっかく母の誕生日だ。
公立中学の教員ながら 私立中学受験をすすめた母の気持ちによりそってみよう。
ウソだ
単に どんなメリットがあるか一般論的に考えてみよう。
ぼくの頭に思い浮かぶ順に挙げていこう
１ 設備がきれい
２ 同じ教育レベルの人たちの集団
３ 中学で評定を気にする受験が待っていない
４ ワルがいない
５ かわった先生がいる
６ 進度がはやい
１ 設備がきれい は文句なくいいとこだよね
学校によるけど。設備の充実度っていう面はキャッチ-なだけで、普段使うのは限られるから何とも。部活動によってはそういう施設が大事だろうね。ゴルフとかプールとか柔道とか。
２ 同じ教育レベルの人たちの集団
これは賛否両論 激突するところだね。何ともいえない。
３ 中学で評定を気にする受験が待っていない
これはどちらかというと心配されるお母様が多い気がするけど、ぼくは日本ではむしろ奔放な方が後々こまるんじゃないかと思ってる。
４ ワルがいない
ぼくの転入した私立は高校に上がれない人や 高校を途中で辞めていった人もいたけど、ぼくが最初に通った公立ほど激しい子は確かにいなかったようにおもう。ただ いま教室でタバコ吸う中学生はいないと思うから、やっぱり時代が変わっている感はある。
５ かわった先生がいる
これは私立でも公立でも同じとおもうよ。相性の問題でもあるし。
ぼくが出あったEnglish teacher で一番印象的なのは 公立のMs服部だし、もっとも向き合ってくれたのは小学校5・6年生の高橋のりお先生だ。
あと高校の宮川先生と 中学の髙野先生 習ってないけどバレー部の増田先生の影響は受けてるとおもう。
大抵の先生は退屈な大人に見えた。ぼくの性格の問題だね🤣
６ 進度がはやい
これは塾で生徒たちをみていておもうんだけど
確かに速い学校は速い。
そして残酷な置き去りもたくさん見てきた。
なので一概にはやいのがいいともいえない。中３数学で壊滅的になってる私立の子は、もう大学の指定校すら望めなかったりしてたこともある。
入ったら部活を！みたいな気持ちはわかるけど、進度の速い私立の子は １００％勉強をしたほうがいい。
特にキャッチアップはない学校のほうが多いと思うよ。進学実績を出すためには仕方ないのかもね。
とまぁ 書き連ねてきたけど
何よりもさ
鍛えられるよね
メンタルが。
親子ともに。
実体験としてもそうだけど 関わってても思う
負荷が 尋常じゃないからね。
得難い経験だとおもう。
脳が鍛えられるかどうかは
そうだね。どのくらい勉強でくらいついていけるかによる。
問題が難しすぎて 目が滑ったまま何年もとか
家では勉強はかどらないんです っていう場合は
受験をしなかった場合の生活と てんびんにかけたほうがいいだろうね。
どうしたって成熟度がためされる類いの関門だから。
ただ 中学受験をして 良かった
っていう声がたくさんあるのは事実。
つまが 明後日 新卒の同期たちと集まるらしいんだけど
その人たちは口を揃えて 中受をして良かったと言ってるらしい。
中受経験者でないとほぼ入社できない会社を新卒で選ぶ方々だから、そりゃそうかもしれないね。
正直 どちらの道でもいいと思うんだ。
行った方を正解にすればいいんだし。
ぼくがみるデメリットは2つ
家から遠いことと
遠ければ遠いほど 勉強や休む時間が減る。
数年間にわたる競争の負荷
自分に努力の才能が無い事を毎回これでもかってほど感じるから。
どちらの道を選んだとしても
本人が伸びるような学びを
期待水準を上げ続けながら進めていってあげればいいんじゃないかな。
進学実績？
そりゃピンキリでしょ。
東大１人出ても 国公立が数人でても あとの学年数百人はどこなの? って話じゃない。
結局 18歳までに どんな学習を積み重ね続けるか。
もうしばらくみれてないんだけど
2月の勝者
きっと
盛り上がってるんでしょ？
中学受験
人気のあるコースなのは間違いないよね
勉強することは とても良いことだし とても大切なことだと ぼくは思うね
