すずのきに天才はいない。
ぼくは だれひとり天才だなー とか
頭いいなー とか
思ったことがない。
極度のめんどくさがり
我流を押し通していくタイプの人は何人かお預かりしたけど
そういう人たちは 勉強が続けられなかった。
教科学習は頭を使うだけではなくて、定着させる っていう超地味な作業がつきものだからね。
飽きっぽい人には向かない。
今日は 一昨日とは これまたちがう京大A判定と話し込んだ。
なんで 京大京大言ってるかっていうと 東大はB判定だから。勝手に書いてるのが彼らにバレるとむっとされるだろうから内緒にしてほしい。
「過信するな」 と
「ただの努力で積み上げてきた人間が 人と同じじゃ
飛び抜けるなんてできるわけないだろ。
へこたれるな
がんばれ」
そんなメッセージを1時間半かけて伝えた。
伝わったかどうかは知らない。
すずのきには ただの努力マンしかいない。
生徒たちは脳みそが飛び抜けてるわけでもないし
ぼくもカリスマではないので
人が通らない道を独走していくしか
一流に勝つ方法がわからない。
すずのきの生徒は 努力しかできない。
つまり
すずのきの生徒は 努力することだけは決まってる。
魔法は自分の脚でかけるもんだ
ぼくは そう思ってる。