結論は こうだ
「おまえにはチャンスがある。」
「高校生にとって 勉強をがんばれるかどうかは、心にもやもやをかかえながらすごすか、すっごくがんばれてるなとすごすかに大きくかかわる。それは学力がその先の社会人・大人の世界に直結するから。」
「ただ いつも言ってるとおり 、高校生で勉強する人はひとにぎり。超レアなんだ。範囲がとんでもなく広いし、何から勉強したらいいかわかんないし、そもそも書いてあることが難しいし。あと友達との時間とか部活とか通学時間とか、ぼーっとする時間とか いろんな時間が増えてくから。」
「おれは勉強したほうがいいとおもう。勉強することができなくてモヤモヤ暗い顔してる高校生をみてきて、 で 結局 間にあうところに向けて、まぁまぁがんばれて満足 みたいな高校生をみてきて」
「きっと おもいえがいていたもの おもいえがいているものとは ちがうんだろうなー っていっつも思ってきたから。」
「そんなんばかばかしいじゃん。勉強なんてやりゃいいんだから。」
「そりゃ それがどれだけ難しいかは なんとなく知ってるよ。そもそもそんな高校生 激レアだし。おれは週６ラグビーして 残り１日はラグビー部の友達の家で遊んでたし。」
「すずのきには そういうモンスター いっぱいいるじゃん。」
「ってか 高校生 そんなんしかいないじゃん。」
「そもそも おまえ ３か月前まで その代表格だったっしょ。」
３月末 の最終日に 夜さいごまで勉強しきってたよな？
英文法に数学に何にかにに やってたよな？
おい
ねぼけてんのか？
魔法がとけたのは わかる
白と緑の机から離れれば そりゃ一瞬だ
超絶優秀なおれが いろんな優先順位をほっぽらかして 超集中して
そこに集まるがんばりやさんたちと そのがんばりやさんをみまもってくれてる保護者の人たちみんなでかけてる魔法だから。
そんな がんばれないんだよ 勉強なんて。
どこまでつきつめたって なんで勉強するのか
なんで期限のある勉強をするのかなんて 納得できないんだから
大切なことは なんだ？
いま
大切なことはなんだ？
やりきれんのか？
そうだな‐
６割くらいだろうな
そんなもんだ
それでいやだったら 木曜か日曜に顔をだせ
６割よりほんの少しましになんだろ
いいか？
一瞬一瞬が勝負どこなんだよ
崖から落ちてんぞ
