暴君ハバネロ

 

 

 

昨朝

 

ぼくはカレーをつくった。

 

 

 

 

 

 

 

大鍋いっぱいに野菜をいれて

 

 

つくってる途中に 子どもたちが食べなかったら残念だな と思うにいたり

 

 

 

 

 

 

去年育てたハバネロを冷凍庫から投げ入れた。

 

 

 

 

 

いっそ自分で食べると決めてしまえばがっくりこない。

 

 

 

 

 

 

いれて30分くらいかな  もちろん引き上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2個 引き上げた。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨夜

 

 

 

ぼくのいないとき  それかぼくが寝てる深夜  悪魔が冷凍庫から投げ入れたんだとおもう。

 

 

 

 

 

 

 

そして朝になり

図形問題をながめながら朝カレーを食べている。

 

いや

3分前まで 食べていた。

 

 

 

いま 紫蘇のような青いトマトのような すこしさわやかな香りとともに

 

 

衝撃

が口の中をめぐってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かを考えていないと こわれてしまいそうな辛さ。

 

 

 

まさか ハバネロを丸ごとお口に放り込んで ガブリと噛むとは思わなかった。

 

 

 

最初は食感的にピーマンかと思ったんだ。

 

 

 

やたらシナシナした時期終わりっぽいピーマンだな-って。ハバネロは繊維がかなり残るんだね

 

 

 

 

 

数ヶ月前に

それこそ10年ぶりくらいに食べた北極by中本も辛かったけど

 

 

煮込んだとはいえ

まるのハバネロも かなりの痛さなんだね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕上がりそうだ