続小学部探訪記 「おそい暗算はだめ」

 

 

 

 

小学部で ぶんすうと小数が混ざった計算で手が動かずに暗算をしている小4を見かけた。

 

 

範囲的には小5だけど

 

その子にとって引っかかていい単元ではなかったので

声をかけた。

 

 

 

 

 

  

 

「中学受験生は手が動かなきゃダメ。おそい暗算をやってるくらいなら、その間に100題計算してる方がマシ。手を動かさなきゃ。計算してればそのうち暗算も速くなってく。」

 

 

 

 

中学受験と大学受験は手が動かないと解けない問題が多い。

 

 

 

 

  

 

頭の中で思考がまとまるほど、甘い問題は少ないので

紙に書きだしながら 思考を走らせないとならない。

 

 

 

 

 

 

  

それに気づくのが遅ければ遅いほど 伸びていける時間は少なくなる。

 

 

 

 

 

  

 

ただ 遅い暗算はダメ といっても

暗算に自信を持っている子たちには響かないので

 

 

あなたの暗算は遅い

 

 

というのを ぼくが暗算勝負で勝った上で 

 

 

 

ぼくくらいの暗算能力ではてんで勝負にならないから

書いて 解いて 思考をすごいスピードで紙にのせられるように

 

と伝えようと思った。

 

 

 

 

 

 

通分であそんでた小4に 四則のどれがいいか選ばせ

 

1桁の計算で勝負した。

 

 

 

ついでに スピード自慢たちに それでは遅いんだ ってことを伝えるために

希望者とまとめて勝負した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

28秒で 1位だった。

 

(29秒もいたけど…)

 

 

 

 

 

 

普段 四則計算をやる回数も数字を書く量も 彼らの100分の1だろうし

 

ぼくがたくさん計算をしていたのは30年前だけど

 

 

 

それでも そうそう負けないとおもう。

 

 

 

  

 

 

100マスと同じ

 

たくさん 解かないとスピードは身につかないんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おそい暗算は使いものにならない。

 

 

 

 

大量に手を動かしてるうちに 

暗算能力は上がってくから

 

頭の中のパズルで遊んでる場合じゃない。

 

 

 

そういうのは机に座ってない暇なときにするもんだから。

 

 

 

 

 

 

 

1年に片手で数えるくらいしか言ってこなかったし

しかも中学生に言ってた気がする。

 

 

 

 

結構 大切なポイントだから

 

 

今後は たまに小学生にも伝えていこうとおもう。

 

 

 

 

 

 

 

遅い暗算 不正確な暗算 は しない方がマシ