特に思い出がない。
何かする日だったんだろうか。
おじいちゃんが 長靴に入ったお菓子
いや お菓子の入った長靴をくれていた思い出はある。
ぼくが子供の頃はコンビニのような個人商店やスーパーに売ってたけど
まだ売ってるんだろうか。
むすめが生まれてきてくれてから8年 買った思い出がないんだけど、ぼくが忘れているだけなんだろうか。
そういえば 子供の頃 ケーキは食べたかもしれない。ほんとは去年も食べてるのかもしれないけどおぼえていない
あと 25日には 枕もとに何かあったかもしれない。
うん
中学生のころに ゲゲゲの鬼太郎のおもちゃがあったような記憶もある。
さすがに記憶違いで 小学生のときだったんだろうか。
高校生になると
この時期は マックでナゲットを売っていたような気がする。
部活は休みだったのかな。あいてる時間帯にシフトに入っただけなのかな。 ちょっとおぼえていない。
サンタの衣装を来て、店の外に立っていたような...
特に苦痛ではなくて でもそれをすると褒められるからやっていたような記憶がある。
大学生のときは そう
表参道を 5分で帰った記憶がある。
ぼくは 人が密集しているところは避けたがる。今もそうだ。
高校の文化祭や 運動会がわりのスポーツ祭には参加しなかったし
もちろん大学の学園祭も参加しなかった。
あまり 人といるときに盛り上がるのが上手じゃない。無表情が出てしまったりする。
クリスマスは 何やら ぼくにとっては遠い存在だ。
12月うまれのぼくにとっては 12月自体は好きな月ではある。
クリスマスよりも 次の月のビックイベント お年玉
これが楽しみだったとおもう。
大学でであった友人 今でも年に2回はそれぞれの家で合宿するタケダ君というのがいる。
彼はいつだったか洗礼を受けたんだけど、クリスマスが来ると
むすこたちに だれのところにもサンタさんが来るわけじゃないから
学校でそれを自慢することでかなしむ子がいるかもよ なんて話をするらしい。
もっともだ。
真っ白に染めた長髪で「栗中の 三太ってやつとタイマンはって来るわ」 と言いながら
クリスマスにお出かけしにいってた20年前のタケダ君がなつかしい
こう振り返ってみると
ぼくには クリスマスに思い出があるし
思い出があるような 幸せな人生を歩んできたんだろうとおもう。
あと10日で むすめの誕生日がやってくる。
昨日は おばあちゃんの命日だったそうだ。
いろんな日があって
いろんな日をすごしてきて 今日がある。
今の幸せは ずっと続くものではなくて
今の毎日も ずっと続くものではない。
困難に打ち克てる日は少なく
苦しく悔しい日も 少なくないだろう。
すくなくともぼくはそうだ。
無気力な日も たくさんやってくるはずだ。
すくなくともぼくはそうだった。
手をあわせて 南無阿弥陀仏 と唱える気持ちが 40を越えて 少しだけ
若いうちよりも ほんのすこしだけわかる気がしないでもなくもない。
きっと そうせざるを得ないんじゃないかな
思い出は ある方がいい。
今日も 教室でベストを尽くしたいとおもう。