すずのきの禁を破って学んでいるものがいる。
自分で読み解く!
という 禁を犯してる。
むすこである。
つまり ぼくが自分で すずのきの進め方を曲げて 教えてる。
『教わっているようでは伸びない』と確信してる。
東大東工大に進んでいく人たちを中学生小学生からみていて
やっぱり 『自分で進めるからこそ考える力もねばる力も工夫する力も伸びる』と確信してる。
にも関わらず 教えてる。
彼は ほーぷ6年なら 解ける。
そこは問題ない。
これも解ける。
面積図を書いて解く。
ただ 次のステップ
中受算数
ぼくは 絶対に
自分で読み解けるように育てたい。
というかその力を伸ばさないと意味がない。
むすめの中受算数はすごく詳しく書いてあるテキストを使って伸ばしたんだけど
むすこの 読む力を考えた時に
そのテキストを使うと
算数を考えるスピードがおそろしく鈍化する気がしてならなかった。
むすこは小2の漢字練習を長いことしてるくらいの実力。文字には今のところ強くない。
むすめが 中受算数を勉強したのは 小2から
そこから1年 短縮しているむすこには
むすめが小2のときほどの『読む力』が備わっていない。
でも
『考える力』は むすめをはるかに超えている気がしてる。
ので
禁を破って
教えてみることにした。
ほんとは すずのきでの再現性の少ない取組はしたくないんだけど、実験したい欲がおさえきれなかった。あと 第二子でチェックが甘くなるむすこはよりハードルを上げて育てたい。
やり方は
1問1問 高速でしゃべりながら解く。それを横で見せておく。
このときに 彼の理解は待たない。
すべて理解するのは 膨大な説明が必要だし
それは 彼の考える力を伸ばすチャンスを奪う。
高速の説明を聞いておいて
それを自分だけで解く3周目以降に反芻したら
考える力も解く力も 飛躍的に伸びそうだな と考えて試してる。
こんなんで 聞いた話が残ってたらこわっ
と思いながら 試してる。
使ってるテキストは
専松の算数相当。
かなり難しい。
むすこは
「あー 前のあれだから こうなんだね」とかしゃべってくるんだけど
新1年生が
なんで こんな難しい算数を理解してるふうなのか
すくなからず中受生もみてきたぼくには
まったく理解できずに進めてる。
定着するかはわからないし
実験的な取組だから
まぁ やるだけやってみてるんだけど
テキスト全体の三分の一を駆け抜けて
いま
2周目の説明をしてる。
朝 基礎英語終わりにとかに15分くらいバーっと説明して
3週間でここまで来た。
3周目は 自分で解かせる。もしかしたら解説が読めるかもしれない。だとしたら驚異的。
これは勘なんだけど
5周とかしたら これ定着するんじゃないかとおもってる。
内容は たぶん 小4の算数強者がやる 小5・小6の先どり。
算数ラボは 図形編が6級まで進んでいる。
8級は全部やって
7級は図形編だけ取り組んだ。
じっくり読む力を伸ばすよりも
考える力
人生で今が伸びるピークなんじゃないかっていうくらい
難しいことを消化してる雰囲気があるから
とりあえず すずのきの禁止事項を踏み込んで
教えてる。
いいのか どうかは 何年かたってみないとわからないけどね。
むすこの算数は
小4 基礎トレ と 算数 プラスワン問題集
再現性は あまりないようにもおもうけど
ひとまず記録しておく。