昨日 考査が先週終わった高校1年生が学校の小テストの勉強をしていた。
すずのきでそんなんばっか勉強して 300人中1桁になれるわけないだろう
と
いう話をした。
数学の勉強もしたというんだけど 範囲を聞いたら 不等式 で
それは いま学校で勉強している範囲前後。
3月はじめから勉強していて その先行分があるこの時期
預貯金があるこの時期に
そんな目先の勉強をしているようでは
とてもとても 上位1%2%になることはない。
彼は 運動部に入ってるし時間がないから。
何より 先を見通す力が弱いのがやばいね。
なんていう話を本人にした。
ぼくにとって高校生の問題は難しいから ふだんまったく解かないんだけど
それこそ 講師の先生たちがいなくて 切羽詰まってるときとか
超難問のときに検索するくらい。
あとは どのテキストをみれば類題が載ってる とかのガイドをするくらい。
問題を教えることはないけど
勉強の内容には ↑みたいに口を出す。
かなり出す。
せっかくがんばっている高校生たちが ひとりよがりの勉強で
沈んでいくのは まずい。
学校の単元テストなんて 朝晩 家にいる時間と通学と学校にいる時間に消化するくらいでちょうどいい。
運動部でたくさん体を動かしながら
似た学力の人が集まる高校で学力で上位1%に入るとか
普通の人の時間の使い方じゃ 絶対無理なんだから
普通の人ができないことをしていかないといけない。
復習をがっちりしながら 予習をがんがんしないと難しい。
指定校推薦だけを見据えるなら 復習メインでいいんだけど
もしかしたら 理系で国公立を志望するかもしれない。
そのときに英語も数学もまずい と およそ首都圏の国公立は難しくなる。全国から人が来るからね。
学校の単元テストの勉強ばっかりしてる人が入れるわけもない。
中3もそうだけど
朝 いかに勉強をいれこんで 暗記や作業を生活の中に 馴染ませるか。
いかに 夜中スマホをいじってる時間を減らして
馴染まない勉強を生活に取り込んでいくか。
自分を律することで ちがい がうまれていくんだから、コントロールできるかどうかが勝負どころなんだ。
朝
ライティングを1ページ
算数の小問集合を1ページ
基礎英語で声を出して
あとは
文単で長文リスニングをしながら単語学習か
国語の読解
これが 毎朝のむすめのスケジュール。
当然 朝起こすのは気がひける。
中3や高校生は 自分で それを実行できるかどうか。
たとえば社会の一問一答
夕方夜に がっちり時間をとっているようでは弱い。
そんなもんは 朝でいい。
書きながら声を出しながら 覚えていけばいい。
教室では そう伝えてるけど
実際に 家でのことは強制はできないから
それを実行する人もいれば しない人もいる。
基礎英語なんて 小中学生 同じ働きかけをしても
中学生はほとんど続けられないからね。
朝は眠いし
みんな スマホのほうがいいから
夜 基礎英語のために はやく寝るのはむずかしい。
中学生も高校生も
偏差値60 上位16%に入るっていうのはどういうことか
偏差値70 上位2%に入るっていうのはどういうことか
あんまり想像しないとおもうんだ。
まわりもみないだろうしね。
でも
その
想像力こそが鍵だったりする。
先を見通す力も 同じだよね。
眠い とか 睡眠が大事 とか
動物なんだから みんな同じなんだよ。
寝たいときに寝るのは 赤ちゃんと90歳になってから
10代20代は 土台を鍛えたもん勝ちだよ
地頭とか 遺伝とか
そういう眠たいことを言ってる前に
自分をコントロールする力を伸ばせばいいんだよ!
それこそが勉強の才能だと ぼくはおもうよ。
今日もがんばろ