「やればできる」とか、「勉強がんばっているのに思うように」とか

 

 

 

14時

 

 

今日は高校生たちに 15時だったか 15時半だったか って伝えたから

 

まだ 生徒はきていない。

 

 

 

 

 

 

 

昨日  定休日だったんだけど

 

 

 

一部の高校生と中学生は勉強しに来てて

 

 

 

 

すずのきをつくってから いつもそうなんだけど

  

 

 

勉強っていうのは やらないとできるおうにならないよな-

 

 

と思わせる顔ぶれだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局のところ

 

 

みんな 勉強以外にやりたいことはいくらでもあって

 

 

 

 

受験前  定期テスト前だけ 本人なりにがんばってとれる成績が

 

他の人とくらべてぐんを抜いて いいわけがない。

 

 

 

 

 

 

運動会で徒競走があるって  2週間前から走って 普段運動をたいしてしていない人がリレーの選手に選ばれるわけもないし

 

 

体力も 知力も  そんなに簡単につくもんではなくて

 

生まれてからどういうふうにすごしてきたかが大きかったりする。

 

 

 

 

 

 

 

人を抜く っていうのは

 

 

抜こうとしてる人よりも 工夫して強度を上げないと 抜けるものじゃないから

 

 

 

 

ただ 

がんばってます!!!

 

の努力マンでは 到底むずかしい。

 

 

 

 

 

 

自分なりのがんばり は それはそれですばらしいと思うけど

 

 

順位や成績を気にするなら

 

 

何をすべきか どのくらいすべきか を考えて工夫していかないとならない。

 

 

 

目先のことばっかりみてたって うまくはいかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと 

  

 

今日は 16時としか思ってないはずの中3が飛び込んできた。

 

あいてるか確認もせず しまってたらどうするんだろう...

 

 

 

  

 

 

 

  

 

 

 

 

えっと

 

なんだっけ

 

 

 

 

 

 

 

そう

 

 

 

 

 

 

勉強ができるようになりたければ

 

 

まずは

 

その子が その子的に信じられないほど がんばるって経験をすることが大切だとぼくは考える。

 

 

 

 

 

 

 

その 1枚目の壁をよじのぼる経験すらできない子は

  

 

言われたことをこなしていく人生を送るのがいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

階段をよじ登ることは 大人になって切羽詰まったらできるようになるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

あくまで 勉強ができるようになるには って前提で話してる。

 

 

 

 

 

 

 

 

その子がふめる 低い段差を用意し続けるっていうのは

 

耳ざわりはいいけど

 

 

 

 

 

超管理体制が必要だし  その管理体制は長続きしないから すずのきはいたしません。

 

反抗期が来た瞬間に終わる設計なんて 再現性がなさ過ぎて ムダだとおもうから。

 

 

 

 

 

 

実際には ヨコウチ先生はかなりスモールステップを用意してるし

ぼくも 超絶多い課題を出す とか しないけど

 

 

 

 

 

 

それだって  その子的に壁をよじ登っていかないとモノにならないから

 

いざ その子の前に壁があらわれたら

 

 

 

絶対に そばにいて

「どうせできないだろ!!!」とか

「できるに決まってんだろ!!!」とか 言いながら

 

 

壁と向きあわせ続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

のぼれる と判断した壁は   迂回させない。

 

 

 

 

手もかさない。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

勉強を信じられないほど がんばる

 

 

に  誰かの手があったら  人に依存する勉強になる

 

 

 

 

 

 

  

さっきも言ったけど その勉強は反抗期が来たら終わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人依存で 大学以降も伸び続けるとは 思えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

すずのきで育つ子たちは そうして壁を何枚も何枚もよじのぼって

 

扉を自分であけていって

 

 

自己効力感を高めていく。

 

 

 

 

 

自分を設計していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

エリートに勝つには この道がいいんじゃないか

 

 

 

 

ぼくはそう思ってる。