たぶん この人は
算数が強い。


計算は遅いんだけど
説明する力が強い。習慣になってるっていうのかな。
言語化は意識して伸ばしてる。
どうして 数学を勉強するの?
それは
数学の問題を解くときに活用する「思考力」を身につけるため
です。
ここでいう「思考力」とは社会に出てから使うことのほとんどない三角形の合同条件のような知識ではありません。
合同を証明するときに、
無意識に用いている「思考力」
例えば、「証明することは何だろう?与えられた条件は何だろう?」と分析し、理解することや、「証明するためには、どのようなことがわかればよいだろう?」と目的からさかのぼって考えることは、数学以外の問題に直面したときにも必要です。
定期考査前の試験勉強をするスケジュールを考えるときにも・・・。
進路を選択するときにも・・・。
大学で数学以外の分野の研究をするときにも・・・。
仕事を円滑に進める方法を考えたり人と交渉したりするときにも・・・。
これらの「思考力」は、もちろん様々な場面で身につけられるけど、毎日の学習の中で身につけることができれば、それは小学生中学生高校生にとって とても意味のある時間になります。
数学は考える教科です。数学の知識を得ることだけにとどまらず、数学の学習を通して「思考力」を高めていくことです。
実はこの「思考力」を身につけることが、高校数学やその先の数学の力を高めることそのものにつながっています。
↑ は すずのきの高校数学でよく使っている テキストの冒頭に載っている文章の一部。
数学は思考力が大事
これは 高校生をみていると よくわかる。
公立高校偏差値60の数学力は パターン暗記。
中受のほとんども 解法暗記。
でも
公立高校偏差値60の数学力では
大学受験数学に手も足も出ない。
パターン暗記では どうにもならない。
暗記しきれないから。
例題を完璧に覚えて(理解して)、その組み合わせで出てくる入試問題と組み合えないといけない。
で
その力(思考力)は 3年やそこらじゃ 絶対につかない。
どうやって 手に入れるか は
決して反復じゃないんだよ。
もち 反復は 信じられないほどにやってくんだけどさ
ただの努力マンでは たどりつけないのが 一般受験の最難関。
結局 どういうことかっていうのは
本人が勉強してみないとわからない。
自分にこだわって、勉強をしていかないとわからない。
それこそが中受の限界だと ぼくはおもってる。
大事な時期に 自分に向き合わせきれていないように感じてる。
親主導にならざるおえないからね。
そりゃ 筑駒に受かる人は 思考力も努力も超人的なものがあるだろうけど
そこを目指す勉強は 再現性が低いとぼくはおもってる。
反抗期がやってくる前に 大学受験に使える高校数学にストレッチさせてしまえばいい
と ぼくは仮説を検証してるとこ。

たぶん うまくいく。