それは すずのきの子たちに
チャンスをつかむ人になってほしいから。
かもしれない。
学校は公平に って配慮するけど
現実社会は 平等でも公平でもない。口をあけていてもチャンスはめぐってこないもんね。
すずのきで
学力を上げて続けていく人に共通しているのは
木曜や日曜日に来る。
努力量
練習量
演習量
呼び方はなんでもいいんだけど
量がちがうんだよ。
でも
ぼくがそれを 木曜や日曜に来ない人たちに伝えることはない。
意識も違うし
人それぞれでいい とも思ってるからね。
来る人にも来ない人にも
ぼくから 積極的に
木曜や日曜もあけてるから来なよ
なんて声はかけない。
なんでかって
わざわざ 休日をつぶしてまで すずのきに来たくない人の面倒なんてみれない。
すずのきでがんばりたいって人の応援なら 休日をつかっても つまは許してくれるけど
それだって そんなにいい顔はしない。
当たり前だよね
家族の休日なんだから。
量をたくさんこなしてるな‐って人は
当然 効率にもこだわれるようになっていくんだけど
質の部分
その成長具合に関しては 実は とっても個体差がある。
質に目をむけられるようになるには どれだけ主体的に取り組んでいるか
どれだけ主導権を握りながら生きてきたか 工夫することの大切さを経験してきたか
悔しいおもいをかさねてきているか
みたいな
いろんな要素が絡まってるからか ほんと 個体差を感じる。
勉強を真剣にやっていれば
試行錯誤をくりかえしていくから
いずれ質も向上するし
具体的なアドバイスをしちゃうと
本人が気づいて変えていくっていうチャンスを握りつぶすことになるし
そんなだと
ポンコツ街道は続いてしまうから
どこまでいっても ぼくは
勉強を自分ごとにしていくように促すのがいいんじゃないかとおもってる。
質の話はいまはいい
いまは だれしもができる
演習量 っていうところの話。
昨日の木曜とか
今週末の日曜とか
実際に 教室をあけるんだけど
そういうチャンスをつかまえていく人と
当たり前のように来ない人と
それは 当然 伸び方や点数はちがう。
学校で上位10%に入るような人は よほどに何かとバッティングしない限りは
チャンスをつかみにきてる。
逆に 下位にいる子だと
当然に チャンスにはみえないからか
来れない。
なんなら 「息抜きも大切ですよね」 とか言いだしちゃう。
テスト直前だけ勉強したり
受験直前だけ勉強したり
それで どうやって ちがいをつくろうとしてるのかぼくにはよくわからないんだけど
そういう楽天的な姿勢
人間っぽくてとってもにくめないなー
と
塾をしてるとたまにおもう。
そういう人って 結構
「勉強のやり方がわからない」とか
言ったりするから
これまた
にくめない。
練習しない人にやり方を話してもしょうがないし
練習できない人に練習できる人向けの話をしてもしょうがない。
がんばれる人に育てたい! って
保護者の方々のサポートになれば
どうせ 家でははかどる勉強なんてできっこないからね
そう思って 木曜やら日曜やら すずのきをあけている。
本人のやる気待ち
みたいなこと ぼくだったら 絶対にしない。
中1や中2の頃から木曜日曜がんばってる子は
かならず伸びてくからね。
今週の日曜日にあける時間は
つまのゆるしを得て
教室に貼っといた。
直前のつまの機嫌がいいときに 聞くようにしてる。
あとは 教室の雰囲気ね。
昨日も 中高生たちが たっくさんがんばってたから
あけられることになった。
なんで こんな記事をわざわざ書くかって
一緒にがんばりましょうね!