『勉強して当たり前!』って考えとは馴染まない。
だから ぼくはあまりしない。
むすめが勉強をはじめて 6年くらいは経つだろうけど
数回だとおもう。
「ここまでできたらアイス!」とか
「ここまでできたらご飯!」みたいな。
にんじん ぶら下げても
欲求がどんどん大きくなってったら
そのうち 親には満たせなくなる。
勉強は それ自体が よいこと なんだから
ご褒美は要らないし
ご褒美をつくると 勉強が罰や ノルマになってしまうかもしれない。
罰やノルマに近いものとして 本人がとらえたら
そりゃ 吸収効率は悪くなるだろうとぼくは考える。
「これやっちゃいな!ゲームはそのあと!」
なんて 最悪だ
勉強は
ゲームを邪魔するもので
終わらせてしまうもの に成り下がる。
勉強嫌いになって当然だとおもう。
すずのきは木曜日から休みに入るけど
わが家は 電波のろくに入らない山奥で
勉強合宿を開催する。
たぶん ろくに勉強はしないんだけど
炭を10kg買いこんだから
来る日も来る日も燃えつきるまでBBQをして
合間に勉強をしようとおもってる。
知ることはよいことだし
考えることはたのしいこと
点を取るための勉強は大変だけど
知ることに興味が薄くて
考えることに面倒さを感じるよりも
勉強ができるように育てていきたいとぼくは思ってるし、すずのきはそういうふうに運営してる。
ただその問題が解けることに価値は感じていなくて、理解する力を伸ばしていけるように設計してる。
今日は日曜日だけど 午後からすずのきをあける。
淡々と 学力を積み重ねていきたいと思ってる。