4年ぶりにやってきたひろき

 

 

 

すずのきをつくった初年度に駅前の集団塾からやってきたひろき

 

 

 

 

初年度のひろきは中学3年で

 

 

 

 

当時の中3は もし塾別対抗リレーがあったら ぶっちぎりで優勝だとおもうほど

 

県大会出場の短距離走者たちと エースピッチャーと 県優勝の空手家と 関東大会出場のバスケ部スタメンたちで構成されていた。

 

 

 

 

  

 

 

運動自慢しかいなかった。

 

 

 

 

 

 

  

  

 

みんなで棚をつくったり

 

ぼくのぎっくり腰のときに松葉づえかわりをしてもらったり

 

 

 

外の全面ガラス張りの窓掃除をしたり。

 

 

  

  

  

 

結果 第一志望に進んでいったけど

 

思い出と言えば  身体を使った思い出ばかりのこってる。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

たくさん笑う学年だった。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

ひろきは そんな中3たちのひとりで

 

 

ただひとり 高3まで走り続けた。

 

 

  

 

  

 

 

  

 

すずのき中学生から 大学受験をした初めての生徒だった。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

さっき

顔を見せにやってきた。

 

 

 

高2のときにえがいた道を進んでいくらしい。

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

  

ぼくがまったく知らない業界で 知らない働き方だから たくさん教えてくれた。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来てくれたこともうれしいし

 

ひさびさに会えたこともうれしいし

 

元気そうなのもほっとするし

 

大冒険もうらやましいし

 

知らないことをたくさん学べたのもありがたかったけど

 

 

  

 

 

何より

 

  

 

 

 

  

 

 

 

  

そういうリーダーシップをもった人間に関われたことが誇らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

この仕事をしていて たくさんの人と 本気でぶつかってきた。

 

  

 

 

 

 

 

たくさんたくさんぶつかってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

だから ぼくがぶつかってきた中で こういう素晴らしい人間ともぶつかりあえたんだ ということが 本当に幸せ。有難い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

ぶつからない に越したことはないんだけどね ほんと

 

 

 

 

 

  

 

 

 

  

 

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

これだからCありきのBも おもしろいんだよ 

機会があればいつか本気でやってみるといいよ ひろき

 

 

 

ありがとな