とは いわないけど
この夏
わが子が 家で思うように勉強をしないという ご家庭はたくさんあるんだとおもう。
ほぼ毎日 そういうお声が届くから。
それは つまり
家が
くつろぐ場所として
機能しているということで
それはそれでいいことのように ぼくはおもう。
若者に勉強をさせるのは とてもむずかしい。
勉強しなさい と言って
勉強するのであれば
1億2500万人 みな 東大にすすんでる。
現実、そうではないのだから
昔っから今まで
若者が勉強をし続けるっていうのは ほんとにほんとに難しいことなんだと ぼくは思ってる。
どう向き合ったら 家でも勉強するのか
と聞かれたら
わが家での取り組みをお話してるけど
そんなものは役に立たなくて
それぞれのご家庭の文化があるわけだから
それは おうちごとに見つけていかないと
とてもとても続く形にはならないで その日だけ
みたいになってしまうとおもう。
生徒たちの家での勉強をぼくはあてにしてなくて
理由は 東大やら東工大やら 彼らだって
受験の前日も その日も すずのきで勉強していたのは
それは 家ではいかんともしがたい現実に向き合ってしまうからに他ならないだろう。
いい?
東大に進む人だって 直前の秋冬に
家にいると スマホを2‐3時間さわってしまうんだ。
普通の人たちなら もっともっと歯止めが効かないに決まってる。
スマホを取り上げられるかどうか
親の言うことを聞くまで聞かせられるかどうか
家で勉強させる っていうのは そういうことだとぼくは思うよ。
聞くまで徹底できるかどうか。
それは ここまでの親子関係に他ならない。
そこに立ち入るつもりは ぼくはゼロ。
あとね
ぼくが思うにだよ
優先順位が曖昧だと 子どもは家で勉強から逃げてくとおもうよ。
家族総出で 勉強が優先順位の筆頭にある と認識すれば
子どもも自然とそれに引っ張られてく。
日ごとに 優先順位が違うのに
大人が思うように 勉強してくれない って嘆くのは
それは ちがうとおもう。
毎日 毎日 来る日も来る日もずっと
最優先事項は 勉強。
勉強することは栄養摂取みたいなもんだからね。
そういうふうに接してあげると
すくなくとも 勉強することに疑問は持ちにくくなるんじゃないかな。
あとは デジタルデバイスから物理的に離してあげることだよね。
そこを子どもが自分でコントロールするのは
何をどう考えても無理
若い人たちの現実をみてきて
ぼくは そうおもうけどね。
優先順位をころころ変えてったら
そりゃ 子どもだって 自分のいいようにころころ変えていくからね。
みんなで気をつけていきましょうね!