中２の個票をみた。
「あれ？過去最高じゃん？」
順位をみて ぼくはそう言った。
「１年生の１学期以来です」
中２は応えた。
勉強のやり方が 各段によくなった。
挙げればきりがない。
実際には テストへのアプローチが少しましになったな とだけ言って
あとは 少しだけ具体的に 本人が工夫しているポイントを言った。
「これからは 定期テストで勉強の仕方を磨いていくのも大事なんだけど
結局のところ １年後にどうアプローチしていくかを
自分の中で イメージしながら進めていくぞ」
と
１２月は 英数からはなれて 中１中２の理社 強化特訓中なんだけど
足が止まりづらく かつ 自分のやっていることがどういう効果を生み出すのかを最大化するための声をかけておいた。
最大化するかどうかは よくわからない。
所詮 ぼくの自己満足なんだけど
とりあえず そう言葉をかけておいた。
英数と 自力をあげていって（英語は大学入試英語に手をかけている）
国語は 定期テストの勉強方法は確立して（高校の英語の成績の取り方につながるから大切）
で １２月は 理社強化月間。
たぶん 彼女は
いま 自分が何をしていて
どういうロードマップなのか
ぼんやりと 把握しながら学習している。
そうすると 学習効果も高くなっていくし
何より 自分ががんばることの意義を見出しやすくなる。
定期テストは所詮 定期テストで
入試の本番力には そんなに関係がない。
高校入試の本番力なんて 所詮
地方大会にしかすぎなくて
大学受験の 特に一般受験には
まったくといっていいほど なんの指標にもならない。
そういっちゃうと 終わりのない何かでげんなりするんだけど
目の前の定期テストや 高校受験
そういったものを使いながら
自分をコントロールする力だったり 試行錯誤するたのしさだったり
そういうものを磨いていけたら
伸び盛りの若者の時間の過ごし方として
とってもいいんじゃいかな とぼくは思ってる。
本人が 成績をみせてきたときに よかった って顔をしてたから
ぼくとしては
とってもいい一日になった。
