今夜は祝杯

 

 

すずのきの高校生は

 

 

1年生から3年生まで

  

 

全員 中3をぼくと ほぼ毎日すごした。

 

 

 

 

ぼくは受験期 

 

受験生相手には

 

 

落とせない戦い はかどらないプレッシャーからか

 

 

 

ヒト以外の何かにかわってるから

 

 

 

たぶん家族の次に

 

ぼくがどういう人間か

 

彼らは知ってる。

 

 

 

 

 

 

そのうえで、

 

高校生活もご一緒してるのだから

 

ありがたいことこの上ない。

 

 

 

 

 

すずのきの高校生は

 

ぼくに質問しても

 

かなりの確率で、あつ苦しさがかえってくるのをわかってるから

 

 

まー

日々 粛々と学習を積み重ねるんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

その中のひとりに

 

『THE すずのき』といえる人がいる

 

 

 

 

『まずやってみる』と『己のやり方』

そして『自己中』が信条

 

 

 

 

 

いろんな科目で東葛1位を重ねる俊才や、一中学年1位、朝から晩まで勉強する遅咲きランナー、英単語テスト毎回満点近くを叩きだす同級生たち

 

そんな圧倒的な努力を積み重ねるトップランナーたちに憧れつつ

 

 

ありったけの熱をこめて

 

走るのは好きじゃなかったはずなのに

 

なぜかまだまだ走ってる変わり者。

 

 

 

 

 

 

 

誰よりも休んで

子供と旅行していたいのに

塾をひらく ぼくそっくりだ。

 

 

 

 

 

 

今日 高校生活初回のテスト順位がかえってきた。

かつての本人やぼくがうらやむ成績をとってきた。

 

 

 

 

 

 

ずっと 憧れてきたものに

 

今日 届いたわけなんだけど

 

 

 

どう喜んでいいのかわからなかった。

  

 

よくわからないんだよね

 

 

 

 

 

ぼくもわからない

 

 

 

今日 話してて一致した気持ちはこれ

 

「次ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

何年間か がんばり続けてるとさ

 

がんばらない自分がわからなくなるんだよね

 

 

自分の中の当たり前に

 

『勉強(仕事)を生活めいっぱいがんばる自分』がはいる感じかな。

 

それこそ『夕飯を食べる自分』レベルにね。

 

 

 

 

 

「がんばりたいの?」ってきかれたら

 

「いや、別に」

「勉強(仕事) より楽しいことしたいな-」っていうんだけどね

 

 

 

 

不思議なんだよね