明日の卒業式を控え
メンバーが かたまった。
「高等部は 勉強する人としか組みません」
とたくさん言ったからか
上の学年ほど 高等部には進まなかった。
がんばらせすぎて
一瞬 高校受験でピークをもってきてしまったかな?
とも思ったけど
一生に一回でも 勉強をがんばる経験ができたなら
それはそれで かけがえのないものになるはずと
さっきから 自分に 言い聞かせてる。
生煮え
ではなく
煮詰めた 結果なんだろう。
勉強は すべてじゃない。
という前提に立てば
勉強を続けることは かなり 難しいよね。
たくさん高校生をみてきたから わかる。
いろいろと理由はあるんだけど
高校生は
勉強をがんばれない。
勉強は息を吸うようにするもの。
なぜ しないといけないの？
そんなことをあえて口にする人は
賢い大学生には 中々いない。
この仕事をはじめて
前職で
たくさんの大学生たちと組んで
たくさん話してきた。
賢い大学生になると
努力と意志の力、計画遂行能力は 標準装備。
その上でのコミュニケーション能力や行動力。
どういう環境で 大学時代に成長したいか？
どういう環境なら チャンスが多いのか？
自分はどうありたいのか？
みんな やっていないから。
みんな やっているから。
その みんなが 大切だと個人的にはおもってる。
みんなで 沈んでたら 怖くない？
すずのきで育った大学生は そっち側にはいかせない。
自分と向き合い
自分で決めて
自分で進む力を手に入れてもらう。
縮小していく日本でも
アンテナをはり
自分で方向を決め
自分で走れる
そんな自由を手に入れてもらう。
客観的にみてるから感じる
チャンスの数と質は 確かに違う
