テスト2週間前にする勉強

 

 

普段、こんな勉強をしなさい

 

と塾生に指示はしない。

 

 

指示したら それはその子とぼくにとって

 

指示があった上での結果になってしまう。

 

 

 

おそらく管理型が望まれる学習塾にとって、『指示しないこと』がどういうふうに受け取られているのかは何ともいえないが

 

 

『指示を受けての結果』と『自分で組み立てての結果』は、次の歩幅が大きく違ってくるように思えてならないので

 

 

それとなく誘導はしているものの

『指示しないこと』を大切にしている。

 

 

 

 

塾に通うかどうか迷って、本人の声を聞いて 今回は自分で勉強させて様子をみてみようとしている保護者の方々に

テスト2週間前にはどういう勉強をするのが望ましいのかをここに記載しておく。

 

 

 

 

まず計画。

 

これはほぼ当たることがないので意味をなさない。

 

特にページごとに1日づつ割りふって、毎日修整する子もいるだろうが、時間のムダだ。勉強は深くて広い。細切れにできる仕事のタスクとはちがう。まずもって計画どおりにいかない。とはいえ、そのことに気づく必要もある。

 

結局、『1日でもはやく進めよう』という意識を育てていかないといけない。

好きに計画はたてさせ、いじらさせればよろしい。

 

ムダなことは ムダ と自分で気づいたほうがいい。

 

ただし、全体像の把握 範囲をながめることや、周回するにはどう攻めていくのかといった方針は、テスト勉強に必須である。

 

すずのきでは

これすら 『指示をしないこと』にしていて、自分で掴み取るべし としているけれど、それは教室では種々の声かけの中で種を蒔いているからであって、おうちで育てるなら

 

そこは声をかけてあげた方がいいと思う。

 

 

「テスト勉強は 範囲全体を眺めてからするもの&周回にあとどの程度、期間がかかるか見積もって」 の声かけは毎日したほうがいい。

 

 

 

 

次に科目の中身について。

 

数学

は 学校のワークとプリント、そして教科書の問題を2周するだけでよい。

 

できない問題を徹底して繰り返しておけば それで80~95点は取れる。

 

数学に特化して数学の点数を取るのは、科目の中では難易度は高くない。

 

 

さらに難しい問題を解きたければ、書店でいくらでも難しい問題集は買えるので それにあたればいいけど

 

学校の先生がどういう意図で難問を出すかは、その時々で違うので満点を狙いにいくなら

【入試問題正解 分野別  数学】で網羅的につぶしていくといいだろう。

 

すずのきでは満点を狙える人は

難しい問題集にあたることで、自力を伸ばすか、先取りを徹底しているので、ことさら満点を意識したテスト対策はしていない。

 

 

ちなみに すずのきでは偏った勉強は とめてる。

それは趣味の世界で バランス感覚が養われない。

 

 

特定の科目ばかり進める意図を感じないときには

「遊んでんのか?」と声をかけるようにしている。

 

目先のもの  わかりやすい勉強ばかりしているのは

アタマを使っていない 想像力をはたらかせていない 自分の成績と向きあっていない いい証拠だ。

 

 

 

自分で立て直すのは難しいところだから、はっきりと伝えるようにしてる。

 

 

 

続きは

また後ほど

 

 

そろそろ日が昇る

 

準備にとりかかろう。