朝 こねてきてくれたピザ生地でピザを焼き
このピザは 強力粉と全粒粉で仕上げられたもっちもっちなんだ。 ぼくはたぶん友だちの食事を50回は食べてる。好奇心が強い人は食事をおろそかにしないんだろうと感じる。
研ぎぬかれた包丁を持ってきてくれた。
毎度そんな調子なので、ぼくのホストとしての腕前は一向に上がる気配を見せない。
ちがう
そうじゃない
9時をすぎ
遅めの食事を終え、うちの子たちは いま勉強に入ったよ。
別に自分たちで開きはしないよ。そういうのは月に1回とか。
3歳は読む練習から
おきまりのごんぎつね①を脱し、ごんぎつね②に進んだ。
元旦に <4歳になってからじゃなくて今年からお勉強をする> とのことだったから、きちんとはじめてみた。
元旦 すぐに前言撤回してたんだけど、それは聞こえないふりをしておいた。
ここからのむすこは ぼくらが関わらない外部キャンプや学校での旅行に行ってるとき以外、激しい反抗期になるまでは毎日 勉強をすることになる。
ぼくら夫婦は 今年 何十回と 「勉強は息をすうように、ごはんを食べるように」と目を見て言うことになるはずだ。
しんどいんだけど、あとを想像すると いま 伝えきるほうが色々なコストは下がる。
何より 家族で盛り上がる瞬間は増える。
昨日 百人一首の読み手で20首くらい読んでいたときなんか
他の3人は かなりびっくり喜んだ。
いま ごんぎつねを読んでる3歳とは 別人のようだけどね。
CDでの高速音読教材は、もしかしたら その後に文字を目で追う効果も狙ってるのかもね。
(すごく めんどう)
こちらは どうだろう
「おそいですね」としか声はかけない。
今回の『ほーぷ』は特に今日はどこまでとか あと6㌻を30分とか
そういう追い込みをかけず
本人のペースに任せてる。
今日で7日目なはず。
14,15,16あたり
単位量あたり 速さ 割合 の単元
どこで詰まるのかをみてみたい。
教科書をはさんでほーぷに進んだことで 小学生有数の詰まりポイントをサクサクいくようなら
12月の取り組みは 1つの方法とみていい。
あと数日のうちには明らかになるだろう。
勉強を当たり前にしてしまえばいいんだよ。
あとで みんなで困ることになったら何じゃない。
中学校で黒板の内容がわからなくて、わかってるふりをするのって、それになれてしまうのって
思考停止になれるってことだからさ。
考えてる顔をしながら ボーっとしてることが 基本スタンスになるんだよ?
そうなってからでは
年齢相応のこらえる力やりきる力話を聴く力はつかないよ。心底努力して努力しても、勉強を通しては難しい。いつもやってみるんだけどね、ほんとうに難しい。
子どもの問題にするのは酷だとおもう。
親が何を優先するかと 何を徹底するかで
その事態は避けられるんだから。
ぼくは 親として 塾の運営者として それだけは嫌だな きっとわが子と自分を許せないな と思ってる。
98%を担ってる つまの考えは 知らないけど
ぼくが むすめとむすこの教育に関わるモチベーションはそこにある。
教科学習を通して 想像力や やり抜く力や まず取組んでみる力や あれやこれやを身につけてほしいっていうのもあるけどね。
あ 学力下位層ほど
なぜやるのかを話して、説得する必要があって、機嫌を取らなきゃいけなくて、そして やらないからね。
本人は微塵も思わないだろうけど、実際問題 できる仕事は限られる。
学力=生活力 とは まるで思わないけど
学力を上げることで いろんな力は身につくとおもうし
学力を上げないことで いろんなチャンスを逃すとおもう。
様々な若者とふれてきた中で
ぼくは 学力向上は とても大切なことだと感じてる。