ロールモデル

 

 

 

 

すずのきにはロールモデルが何人もいる。

 

 

 

 

さっきも書いたけど 反抗期真っ只中のぼくはロールモデルにはなり得ない。

 

 

 

 

 

でも

 

 

 

ちょっと教室を見渡せば 幾人ものロールモデルが座ってる。

 

 

 

 

彼らは 疲弊を顔に出すことがあまりない。

 

 

そこらへんの高校生とは つくりがちがうんだとおもう。

 

 

 

 

 

 

ふつうに遊んでたり部活してたりはするんだけど

 

 

でも

 

 

やっぱり何かがちがうんだとおもう。

 

 

 

 

 

 

学年上位が多いんだけど見た目にはわからない。

 

 

 

 

 

 

中には不合格という結果と向きあった経験を持つ人もいる。

 

 

公立高校不合格でいま序列1位を争う人もいるし

 

 

高校生だけでなく

 

 

中学受験に不合格で 全力前向きダッシュをしているものもいる。

 

 

 

 

 

 

 

不合格と向き合う中で

 

不貞腐れて そのままうつむきながら進む 人もいるとおもう。

 

 

世の中には たくさんいるとおもう。

 

 

 

 

 

 

 

でも すずのきにはロールモデルがいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

顔を上げないと 走れないんだよ。

 

 

すずのきは 走れないと 大声で背中を押されるシステムだから

 

顔を上げてる人ばかり。

 

 

 

 

 

 

くじけてもいいけど一瞬だけ。

 

 

 

 

でないとくさっちゃうから。

 

 

 

 

 

 

走り続けることが大切なんだよ 勉強は。

 

 

 

 

 

それが難しいんだけどね。

 

 

 

 

顔を上げれば気づくよ。

 

 

すごい人たちがそこら辺にたんといるってことに。

そぅなれるかは なりたいか次第だけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

力が足りなかっただけ。

 

合格した人よりも勉強の積み重ねが足りなかっただけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

月曜日に 不合格になった人は そこと向き合えるかどうか。

 

 

 

自分をそう評価した上で、キープすべき点を言語化できるかどうか。

 

 

 

次の勝ちに結びつけられるかどうか。

 

 

 

 

 

ただ がんばった だけでは、次も負ける。

 

 

なにがうまくいったのか

どうしてうまくいったのか

 

 

そこを突き詰めないと。次勝つために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしたら それをうまく伝えられるのか。

 

 

 

 

月曜日が近づいてきたら、そんなことが頭をしめるようになってきた。