春休みに 数ⅠAの復習をしていた高2にいった。たしか1週間くらい前のことだ。
春休みのターゲットがショートしたから かなりなげやり気味にきいた。
ちなみに春のターゲットは 青チャート1Aを仕上げること。
難問のエクササイズが いかんともしがたかった。
1年後 高3になるときにたどり着いてたいとこに間に合わせるには 並行して走らせる必要があるけど
まずは 3月4月上旬にじっと我慢した 数ⅡBをはしらせることにした。 学校がはじまっちゃったからね。仕方ない。
夏に何とか ⅠAとⅡBの青を並行してはしらせたい。
そのくらいの無茶が通せないと 無茶できない。
いとう
「1冊仕上がるのどんくらいなんだよ?」
数ⅡB 網羅系参考書の仕上がり想定ラインを決めさせにかかった。
ほかの科目もあるから
数学ばかりに構っていられない。
6月末を想定して 質問してみた。
ちなみにこの人は 公立入試数学を満点とって こないだも全国偏差値でとんでもなかった 千葉のトップランナー。
高2
「4月中に」
びっくりした。
いとう
「それをやったら 確実に 確実にこの5年間で一番のチャレンジだわ。」
これまでも 相当 無茶苦茶に進めてきた。
受験直前の大晦日とさんがにちに 高校生用の英単語帳で1400語の暗記を課してきたり 中2の夏に中3の演習に混ぜて 一瞬難しそうな顔をしたから激怒 とか 枚挙にいとまがない。
たしか 単語を勉強したときは大晦日も元日もすずのきではあけてたから、単語は家庭学習用だったはず。
彼が中高部ではなく 小学部の部屋で勉強しているのは
まわりの中学生がどん引きするコミュニケーションを取ってるからってのも理由の一つだったりした。
ぼくの要求は たまに度を越えてる。
そうして進んできたから そうして進んでる。
でもね
4月がはじまってる段階で
高校数学 未習範囲 網羅系参考書 400ページとか500ページとかあるものね。
どう考えても
その人が どう冷静に考えても 熱く考えても
4月中なんて こたえはかえってこないんだよ。
彼の見積は そんなに甘くない。
でも 自分の進化に期待したのか
自分でやろうと決める効果を知っているのか
はたまた まさかの 天狗か...
ぼくの見積が かれの実力を見誤りはじめたか
いずれにしろ 5年間 勉強の様子をみてきてるぼくの想定を2カ月も 縮めてきた。
「進化してんだろうな。 その線引き。 まさか4月とはな。」
「他の科目も同時並行なんだから 『6月中』って言ってきて、『そんなんだから弱いんだよ』って言って 5月中って努力目標に着地させるはずだったんだけどな」
「とんでもないな」
「やってみ」
これが1週間ほど前。
で 部活終わりに いま電話がかかってきた。
部活やら 遊びやらで 忙しい人なんだよね。
かかってきた瞬間に 休みの連絡だとわかるから
受話器をつかんで
「ほかになんかあるか」 とだけ言った。
高2
「レジェンド(参考書) 例題1周 みえてきたんですけど、どんどん抜けてる気がするんで もう1周してから練習問題のほうが...」
高2
「土日がんばれば 1周おわるとおもうんですけど」
勉強の分量でいうと 中学数学3年間分の教科書の内容を越えてるんじゃないかな。
イトウ
「ふーん。じゃあ 来週末 23日24日 に2周目終わるイメージでいけば。きついんだとおもうけどね。」
イトウ
「目から血ながしながらがんばれよ。」
途中 はしょってるけど
だいたい そんなことを話した。
あいつもみるかもしれないから
あえていっておこう
今週 やりきれ (微積むりっぽいけど)
来週もやりきれ (どんだけ大変か知らないけど)
GWで必ず練習問題をのりきれ
そのくらいの方が 冒険だろ。
できるかどうかじゃない
ためしてみるんだよな
人数集めておいたから
やってみろ
シスタンも tedもこぼすなよ。