いま ぼくのとなりにいる中学1年生が
地理のiワークを見ながら ノートをまとめている。
個人的な意見としては ノートまとめには反対だ。
なんせ時間がかかる。
ノートをまとめている時間があるなら 読んだほうがいい。
そして すでに教科書の内容がまとまっている 参考書をさらにまとめるのは
点を失う行為でもある。
教科書はどこがでてもおかしくない。
むしろ 細かいところを出題するからこそ点数差ができる。
iワークをノートにまとめる時間があるなら、教科書を暗唱する時間にしたほうがいい。
それは ハードルが高いにしても 他の科目を学んだり、資料集をながめてるほうがいい。
社会は資料の読み取りが大切だからね。
でも
ぼくは そういうことをあまり言わないようにしてる。
言いたいかどうかでいうと 言いたい。
ぼくの言う通りにしなくても 効率性という観点は少しは伝わるとおもう。
でも
今日 言うつもりはない。
本人の試行錯誤を邪魔するのは
勉強をフォローする人間にとって
かなり罪なことだとおもってる。
何なら 出かけた芽を摘み取ってる可能性すらある。
自分で伸ばすからこそ おもしろみが出てくるわけだし
工夫するからこそ 伸びていける。
徹底反復を否定しないし、むしろ推奨する。
でも 終わらせることが目的の反復は
もっともダメな勉強の1つとおもってる。
いずれにしろ
ノートまとめをしているこの人に
ぼくの言葉は余計だ。
3カ月の付き合いだけど
自分で気付いて工夫する力を持ってる人だとおもう。
たくさんつまづいたらいい。