昼から都内で部活がある少年

 

 

 

 

 

10時半に出るそうだ。

 

 

 

 

  

昨日もそう。

 

朝9時に来て 勉強して

 

 

そして部活に行った。

 

 

  

 

 

 

  

 

 

 

そして

部活から帰ってきて

夜も勉強した。

 

 

 

  

 

 

 

 

  

中1の彼

 

  

 

 

別に勉強好きではないとおもう。

 

 

 

  

 

 

 

 

昨夜も丸つけの仕方でぼくにけずられていた。

 

 

 

  

 

ぼくはあまい丸付けは 『勉強する』ってことの反対側にあるともおもってる。

 

 

 

 

  

だから この教室で生徒たちが何より注意しなきゃいけないことは

 

まちがえた問題にチェックをすること

赤字で答えを写すのでなく なるはやで解きなおすこと

いい加減に丸付けをしないこと

 

 

  

 

 

 

出来ない問題を出来るようにするのが勉強で

 

単にながめるだけなら 遊びみたいなもん。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

ただ

 

 

この丸つけ というのはやっかいなもんで

 

 

勉強への意識が 決定的に出てしまったりもする。

 

 

×が少なければ少ないほど 解きなおしをしなくていいし

進んでる感が出る。

 

 

 

そもそも 間違っているものに〇をつけたり

赤字で答えを書いて、勉強している気分を演出したり

まちがえた問題にチェックをいれなかったり

 

 

 

  

 

 

これは もう 子育てと同じだったりするんじゃないかな

 

 

 

 

 

 

  

 

 

何回も何回も

 

 

 

  

何回も何回も

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

  

何回も何回も。

 

 

 

 

 

年齢がいくほど軌道修正はむずかしくなる。

 

 

 

 

 

 

変わるには  意欲を大きくするのも大切なんだろうけど

 

 

勉強への意欲 ってみんなが持つものでもないからね

 

 

 

 

ダメな丸つけはダメなんだよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、でもね

 

この中1は大丈夫だよ。

 

 

 

たぶん 5年後に難関じゃなくて、最難関を目指してるかもしれないとぼくは思ってる。

 

 

 

 

 

 

 

勉強が好きじゃない彼が なんで朝と夜とか そんなにがんばって すずのきに来てるか ってとこだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局のとこ

勉強は6歳から学校でみんなおんなじようなことをしてるわけだから

 

 

勉強するときにどんな性格にもってくかがすごい大事だとおもう。