2023年の大学受験生たち⑩【11月9日 めずらしく隣の部屋に相談にきた】

 

 

 

 

ブログの下書きに 残っている記事があった。

あえて 東大合格者と他の人の違いを見出すとしたら

 

それは最短を突っ切るために振り絞れるところ。 

 

 

目標達成への気迫  みたいなとこかな。あと見積もる力。

 

 

 

 

 

↓ これは どうやら 11月のとある日と 受験日 6日前に書いたものみたい。 5年間の8割以上の日々 彼をみてきたわけだけど、人と違うのは脳みそではないとぼくはおもうよ。 ↓

 

 

 

 

 

 

 

  

 

11月9日 

めずらしく隣の部屋に相談にきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わざわざ 隣の部屋までくるってことは何かあるんだろう。

 

 

 

 

高3

「私立 受けるか受けないか迷ってるんですけど」

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受けないって選択肢は イコール 東大一本なわけだから

ぼくの中では

 

 

 

まったくの

想定外

だった。

 

 

  

 

でも

 

わざわざ本人が隣の部屋に来るってことは....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりに唐突で

 

 

なんて答えたほうがいいか...

 

 

 

たぶん20秒くらい考えた。 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

どの人に対してもそうだけど

 

進路は自分で決定するもんだとおもってる。

 

 

 

 

矢は自分に向けられるようにならないと、伸びづらくなる。

 

すずのきで「学校の先生の授業がわかりづらい」とか発言すると

ぼくはかなり怒りだす。

 

 

 

 

 

他責は 学力向上とは 真逆の態度。

 

 

 

素直な人が伸びる

なんて言われるけど

 

 

口をとがらしてると、自分に都合のいいことしかそのうち聞かなくなる。

 

 

 

そもそも学校の授業程度の内容なら 教科書に書いてある。

 

『学校の先生』は 自分のために生きているわけではないし

教科書を読めるようになるまで読めばいい。

 

 

 

 

そんなことを話す。 

 

 

 

 

 

 

おっとっと それていく。

 

 

 

 

 

衝撃的だった 抑えの学校を受けない って場面について振り返りたいんだった。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抑えは受けてほしいぼくの気持ちを脇において

20秒くらい考えた。 

 

 

 

 

   

「もう決めてるんだろうから、それでいいよ。あとあと迷いがでないように受けないときのデメリットを今つぶしておこう。あと、もし浪人するとしてまた一緒にやるなら、多浪はだめだから次は必ず私立も受けるんだぞ。それは絶対な。」

 

 

 

 

 

 

で デメリットをつぶして、彼は2次対策にまた舞い戻っていった。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

ちなみに 彼は11月にはいって たいして学校に行っていない。

 

 

学校からの連絡で心配したお母様が一度 すずのきに相談にいらしたけど

 

 

 

 

いますべきことの優先順位づけと、やりきることを徹底できてきたからこその

 

東大までのぞむ学力だと思うので

 

〇〇〇〇が最短を選んでるんでしょうから、それが一番いいんじゃないですかね-

 

 

学校側としても 東大に進んでくれた方がいいと思いますし。

 

 

 

 

なんて話をした。

 

 

 

 

学校に関しては、ぼくも東葛に興味があるから 出席状況や授業のこととかちょこちょこ聞いてきたけど

 

 

たぶん 東葛の普通にあわせても

 

一般受験に関しては

 

あまりいいことはないとおもう。

 

それは ちまたの面倒見がいいなんていわれてる学校も含めて

みんな同じ。

 

 

 

 

 

ほとんどの高校生は 大学受験を高校受験の延長に考えてる。

 

 

 

 

でも それは 明らかに違う。

 

 

 

 

 

 

東葛や船橋の子たちの多くは 高校受験で成功してる。

 

自らの成功体験からして

 

当然、大学受験も同じように考えるだろう。

 

まさか 全国の俊英も 首都圏の中高一貫校の生徒の姿も

 

想像できないとおもう。

 

 

 

牧歌的だな- なんておもうけど

実態として 千葉県の高校生とたちの多くは

 

一般受験に向いている高校生活はおくっていない。

 

 

 

授業内容は教科書範囲だし

まわりの子たちも普通に部活して普通に遊ぶ高校生たちだ。

 

 

 

 

 

高校受験のときよりも少しはやく 高2の冬くらいからがんばれば 明治や青山に届くんじゃないかって思ってるふしがある。

 

 

 

 

 

そこで届く人は 高1から淡々と勉強していれば東大に届く。

 

 

 

 

つまり 圧倒的多数は 高2の冬からがんばっても 全然 明治や青山には届かない。

 

 

ためしに 近隣の高校だと 専修大松戸

 

 

 

専松の進学実績をみてみるといい。

  

  

 

 

  

 

千葉の高校生の普通にあわせたら

 

一般受験で全国の高校生たちとはたたかえない。

 

 

 

 

勉強がすべてとは思わないけど

 

高校で勉強しないなら、中学でそんなに勉強しなくても、結局一緒じゃない?なんて

 

いつも思ってる。

 

 

ほとんどのすずのきの高校生が運動部に入ってるんだけど

 

ほんと部活って 勉強のじゃまだなーなんて 

 

いつも思ってる。

 

 

ちなみに 東大を受けるこの人は

週のほとんどをハンドボール部で活動し、山岳部の部長。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆に まともに勉強しさえすれば

 

中学の成績から 大逆転をおこして

 

松戸1中 真ん中 漢検準2級二十回以上落ちから 

東京理科大 理工学部 進学みたいなこともおきる。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

2月19日

 

 

試験6日前

 

 

 

 

  

今までの高校生で一番 進め方について話しかけてきたのは

 

実は もっとも学力が高いところまできた彼。

 

 

  

 

東葛にあわせたら

 

まったく東大に間にあわないことは、合格実績をみれば明らかだったので

 

 

ずいぶんと学校とは関係のないことを進めながらここまでやってきた。

 

 

 

  

 

 

 

ぼくの記憶だと

春の時点では、本人も 間にあうのか心配だったはずなんだけど

  

 

6日前のいま

 

 

話していると

 

1週間前に一旦 おえたらしい。

 

 

あとは体調管理のフェーズだそうな。

 

 

  

 

 

たしかに

共通テストのあとに話してて

 

「秋の東大模試の時点で受験なら『合格』なはずだったから、まぁ はやく来てもいいのかな-」

なんて ことを言ってた。

 

 

 

 

追いつかれる怖さ みたいなものなのかもね。

 

 

  

 

 

 

でも

 

本人には言わなかったけど

 

 

それは 浪人して東大を目指してる人のほうが そう思ってるだろうよね。

 

 

 

 

 

引きしぼって ここまでたどり着いてるから

 

あとの6日間 どういうメンタリティでいったらいいのかね

なんて話をして

 

 

 

そしたら  

 

かっちり決めすぎずにすごそうと思います。

でも はやく来てほしいですね

 

なんて言ってた。

 

 

  

 

 

それにしても仕上がる って感覚がいいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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下書きに残っているものを 書きなおすのも何だから そのまま使っちゃった。

 

 

 

よく受かったよね。

 

 

 

 

結局、たいした違いはないんだよ  ってことが ぼくには感覚としてのこってる。

 

 

 

あとは すずのきで難関大を目指して 

 

 

東大生が書いた体験記でも読んでくれたらいい。