公立入試までの1つの正解

 

 

 

 

全国入試問題正解 という テキストがある。

 

 

  

 

塾業界では その分厚さから 『電話帳』なんて呼ばれてるシロモノ。

 

 

  

 

 

  

 

とっても 使い出があって

 

なんせ その都道府県ごとの過去問では 年数が少なすぎるし

 

なにより傾向はつかめても 同じ問題は出ない。

 

 

 

  

 

そして 教科書改訂が定期的に入るから 傾向はどんどん変わっていく。

 

 

今の中3から 千葉県の入試も マークシートにかわるって 変更が入ることもあるし...。

 

 

 

 

 

 

だから ぼくは 業界に入りたてのころは 千葉県の入試過去問5年分 みたいなものを買ってたんだけど

 

 

 

 

すずのきをつくってからは もっぱら全国の入試問題で強化をはかってる。

 

 

  

 

 

 

 

  

これをやると

 

捨てる問題の感覚をつかめる。

 

  

 

 

試験は 時間にかぎりのある種目。

 

 

 

問題の取捨選択が非常に大切。

 

  

  

 

今年の 千葉県の入試では 正答率0人みたいな おばけ問題も出たし

 

数学では 実に 3問が正答率2%未満だった。

 

 

  

 

  

 

 

要は 圧倒的多数は その3問を 秒で見切る必要があった。

 

秒で捨てて、他の問題をとりにくって選択が重要。

 

  

 

  

 

 

それは 数学だけではなく、理科もそう。

 

 

  

 

  

 

捨てる感覚 っていうのを磨かないといけないし

 

これはとれる って感覚も磨かないといけない。

 

 

  

 

 

 

それには ほんとに解けないくらい難しい問題のある過去問で

時間をはかりながらマネジメントする能力をみがくのがいいし

 

様々 混ざった問題に たくさんふれるのが 効果的だとおもってる。

 

 

 

 

 

 

  

 

とても 優れた教材なんだけど

 

 

ただ いくつか難点がある。

 

 

 

  

 

 

  

 

 

1周するのに 47日かかる。

 

1日 2都道府県は 復習を無視すれば可能だけど

 

まちがえた単元は すぐさま復習すべきだから 1日にいくつもは逆効果だとおもう。

 

しかも 受験生たちが1日1科目だけ勉強するのも不自然。

 

 

 

2周 するのには どんなにはやくとも 94日かかる。

 

 

 

 

 

 

 

とびきり優秀ならまだしも 

偏差値65くらいまでの生徒であれば 周回をまわす必要がある。

 

で だいたい2周では 身につかない。

 

 

  

 

  

 

 

  

 

つまり

 

入試問題正解は 11月に導入したんでは 間にあわない。

 

 

これが このテキストの難点といえば難点。

  

 

 

 

  

 

あとは 47都道府県のその年に出題された問題が 夏前に発刊されるから

 

非常に解説が薄い。

 

 

 

 

 

 

 

 

これもまた 難点ではある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

すずのきでは そこを乗り越えてて

 

 

スケジュールにこまらないよう 夏と同時にはじめるし

  

難問の解消は その日のうちにしてる。

 

 

 

夏のはじめのほうは 質問をあまりしなかったりするんだけど

そういう子は 質問で溢れる前に 面談をして修正してく。

 

 

 

 

 

本来は困るまで待ってたいんだけど、受験生に関しては はやめにコンタクトをとるようにしてる。受かりたいからね。

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

理社数 が どうやら岐阜県に入ったみたいだ。

 

 

  

 

北海道からはじめて 真ん中くらい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

超私見を

こっそり つぶやくんだけど

 

 

 

千葉県5年分 みたいな のをやらない理由がもう一つある。

 

 

 

 

 

 

今年の千葉県入試の平均点って 1科目52点ないんだよ。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

単願の生徒たちが抜けて なお  3科目が50点をきるの。

 

 

 

 

 

 

 

 

でさ

 

12月とか1月とか まだ大体の生徒が のびしろたっぷりなわけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで 12月とか1月とかに ボーダーをこえるほうが難しいんだよね。

 

そこから 何問分も伸びるんだから。

 

 

 

 

でも 12月とか1月とかに 生徒たちがおもいえがく このくらい取ってたら受かるなー みたいなラインを取れないと

 

 

いちいち 落ち込んだり崩れるんだよね。

 

 

 

 

 

大事な時期に  出ない問題を解くだけでもムダなのに

なおかつ 落ち込んでテンション下げるって  とんだブレーキなんだよね。

 

 

 

 

 

 

  

 

千葉県の受験生たちは 学校での実力テストとVもぎ(Sもぎ)で 充分に出題傾向は把握することができる。

 

 

 

 

 

で あれば 5年分とかの過去問をいれるのは デメリットのほうが勝つんだよ。

 

 

 

 

 

 

一応 ぼくも不合格を全力で避けて、合格したいからね。

結果には 受験までのアプローチには気をくばってる。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

生徒 ひとりひとり いろいろ進む道はちがうから そこ 対応しながらだけど

 

受験生に関して いえば  常に最短しか 選ぶ気はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入試問題正解

 

特に 理社はおすすめだよ。むしろ これと教科書とタイマーがあれば、他の講座はいらないとおもう。

 

 

 

 

 

 

千葉県の入試に関しては だけど。