決戦のとき〜あと30時間〜

 

 

 

 

 

激痛を感じたのが 1月中旬。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食事時やふとしたときの激痛にも慣れてきた2月上旬、信じられない激痛におそわれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左下の奥歯だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎週 むすこの言葉の矯正に通ってる 行徳の歯医者さんを予約して診てもらったのが1週間ほど前。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥歯と そこに真横からはえてぶつかってるっぽい親知らずを2本抜くこと   そしてネジみたいなものをはめ込むことが10分で決まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

決まったスピードと定型のインプラント見積に戸惑いながらも 受験以外のことを考えたくなかったぼくは その路線にのった。セカンドオピニオンよりも受験成功が優先される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30年 いつもそこで誰よりも歯を食いしばった 奥歯とその横 2本とお別れをつげるのも あと30時間をきった。

 

 

 

 

 

月曜日の10時が お約束で いまは日曜日の4時。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激痛とお別れして、あらたな激痛とのであいが待ってる。

 

 

なんせ ぐらついてない奥歯。

 

 

半端な力では抜けないはず。頭蓋骨にくっついてるはずなんだ。ペンチなのかい?メスなのかい?昨日からそればかり考えてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歳をとったから それもま 自然なことなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんせ今日

むすめが 準二級の二次試験を受け

7年前 すずのきスタート時に入塾の小5が大学受験初日だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥歯を2本同時に抜くことを経験する人間になれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう 立派なossanだとおもう。

むしろ ほこらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい1日になるとおもう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

today is a good dayなのかどうか

 

 

それは いつだって 世界の中心のぼくが決めること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立派なossanだから そのくらいの矜持は持ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もいつもと変わらない ベストを尽くす1日になる。

 

それしかできないし、それで充分だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさん奥歯で噛んで たくさん食べようと思ってる。

それしかできないし、それで充分だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痛むけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶつぶつ言ってないで今日をスタートさせようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは 米でも炊こう!!!いや お粥がいいか!!!