塾講師が自分の子育てで勉強にこだわること

 

 

 

 

 

 

それは 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

  

教えないこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年始

 

むすめの英単語の勉強が

 

文で覚える単熟語 準2級

から

文で覚える単熟語 2級というテキストにかわった。

 

 

 

 

英検の準2級は 去年の1月   小学3年生で受かってる。

 

 

受かったときに

 

あまりに準2級の単語をおぼえていないね

 

 

 

って 振り返りになって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受かったけど

 

 

そのまんま テキストを1日1章から2章 リスニングしてシャドーイングし続けた。

 

 

シャドーイングっていうのは 追っかけ再生みたいな訓練。

 

 

 

 

 

 

 

 

くり返してくうちに だいぶ覚えたからできるようになった。

 

 

  

 

 

 

  

 

 

まだ 本人の体感で2割くらいの単語は覚えていないっぽいんだけど

 

 

それでも 1年間 ずっとやってたから

 

 

 

もうテキストをかえることにした。

 

 

 

  

 

 

  

 

2級の単語テキスト

文で覚える単熟語 を勉強しはじめるにあたって

 

 

 

2級の長文を 1日1題解かせてみた。

 

 

 

過去問をね。時間制限かけて。

 

 

 

 

  

 

結果  6題くらい解いて 

 

 

それぞれ 3問とか4問あって

 

 

 

 

 

 

いまのところ 全問正解だった。

 

  

 

 

 

 

 

NHKラジオ 基礎英語を小2でききはじめてから もうすぐ3年。

 

 

 

 

 

準2級を受ける72日前に  算数国語の勉強にぼくが嫌気がさしてから

文で覚える単熟語 は始めたけど

 

 

それ以外は NHKのラジオで文法も何もかも学んでる。

 

 

  

 

 

 

最近は

 

高校生に課すことがある 英文解釈を夏休みと冬休みにいれてるけど

 

 

 

 

 

それ以外に 単語を書かせたり とか

文法テキストをつかったりはしていない。

 

 

 

 

よく 中学生が使うでしょ

 

文法が 単元ごとにわかれて練習するやつ

 

 

 

  

ああいうのは使っていない。

 

 

 

 

  

 

 

 

  

むすめは 実験体だから

 

 

ラジオでどこまでいけるのか

 

 

とか

 

 

 

小学生でも英文解釈は可能なのか

 

 

 

  

とか

 

 

 

 

  

そういう 失敗前提の取り組みに挑んでもらって ここまでやってきてる。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

英語こそ独学で大丈夫な科目ですね

 

 

 

 

 

 

これは 東大合格直後の発言。

 

 

 

  

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

 

 

ぼくが塾講師としておもうのは

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

独学で 速度を出せない者は 英語学習が結局できるようにはならない。

 

 

英単語って 結局 テストがあるから覚える語数って たかがしれてるんだよね。

 

 

 

 

 

 

自分で覚えようとする人じゃないと

 

英語は やるだけ無駄が多い科目だとおもう。

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

教えない  っていうのは もちろん英語だけじゃないよ。

 

 

  

 

 

 

 

 

全部。

 

 

 

  

 

 

教わっているようでは 先に進めない。

 

 

 

  

 

 

  

当然、そんなことを塾生につきつけたら ひどいから

 

小学生を担当している横内先生はもちろん

 

すずのきの選りすぐり 妥協なき働きぶりをみせてくれるスーパー講師陣には

 

口を酸っぱくして やさしく 何もわかっていない前提でおしえてあげて と言っている。

 

 

 

 

 

  

 

でも

 

 

ぼく自身は

  

気づくまで待ったり促し続けることが 教育では大切なんじゃないかとおもってる。

 

 

 

 

  

読めるように育てたり

 

ステップをはずさずに 注意深く見ていたり

 

ねばって考えさせたり

 

全体のどこにいるのかを俯瞰する能力を身につけさせたり

 

 

 

 

そんなことが大切なんじゃないかな とおもってる。

 

 

  

 

 

 

 

  

 

教えないこと

 

 

でも

 

 

つよくつよく 進ませること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両立できるかと問われれば

 

 

 

 

教えてるから伸びないんでしょ

 

  

 

と応えるよ。

 

  

 

  

 

 

  

 

掛け算だけで 勉強が終わるなら いくらだって教え込めばいい。

 

 

  

 

 

 

でも  高校数学はどうするの

 

 

 

その先 社会人になったときにも だれか親切で そのうえ尊敬できる人に教え続けてもらえる確証はあるの?

 

 

 

 

 

 

英語は?

 

 

 

  

 

都合よく 大学受験まで引っ張ってってくれるモチベーター見つかると思ってたら楽観しすぎじゃない?

 

 

 

 

  

現代の若者が

スマホをおいて 単語帳をひらくって どれだけ難しいかだよね。

 

 

 

 

 

 

  

ぼくは 自分で伸びてる って実感を大切にすずのきを設計してる。

 

 

 

 

 

中学受験でも高校受験でも大学受験でもなく

 

どこまでも伸びていってほしい

 

 

 

 

  

いつもそう思ってる。

 

 

  

 

 

 

  

 

 

 

  

 

 

 

 

 うそ

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

ほんとは いまの大学2年と大学1年の ふたりだけには言ってある。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

上場しろよ

 

そのときのインタビューで  すずのきで育ちました

 

そう言え

 

 

 

 

 

 

上場するくらいの経営者が何人も出たら それは けっこういいな

 

 

と そう思ってる。

 

 

 

  

 

 

 

そのためにしていることは 特にないんだけどね

 

勉強は教えないこと

 

 

 

ぼく自身は 子育ての中でけっこう大切にしているポイントだったりする。

 

 

  

 

 

 

近くにすわって 圧をかけてる時間は たぶんとんでもなく長いけどね

考える ってことは 自分でさせないと と思ってる。

  

 

 

  

 

こだわりポイント かな。

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

  

 

 

 

 

勉強に関すること以外は そんないこだわりはないかもしれない…