すずのきはいろんな種類のテキストを使っている。
英語 普通レベルのテキストでも 中２だけで↑９種類くらいある。
それに加えて
中２ 発展用 基礎編 リスニング用 長文用 英作文用
とかを加えると数える気にならない量 テキストを使ってる。
当然 生徒たちがそのテキストの種類を把握する必要もないから
生徒にあげるときには
ぼくが何種類か選んで 本人に選択させることが多い。
いま
２中の２年生に
テストが終わったから
どういうふうに８月まで勉強を組み立てていくのかを話して
そのついでに 英語の組みなおしのためのテキストを選んでもらった。
すでに
というかとっくに 中２文法のテキストは何周か学んでるんだけど
あらためて テキストをかえて
この夏 がっちり英語の強化をはかって 強固な土台をつくりたいとおもってる。
数学は 証明まで進んでるから
もう一度 連立方程式の利用 応用問題から入っていくように伝えて
国語は スター講師が公立入試を使いながら 一日一読解させていく。
で 英語の部分をどうつくっていくかで
どっちの応用テキストを使っていくか 本人に選んでもらった。
ひとつは 分量が普通めで
もうひとつは その３倍量。
分量が少なめの場合 この夏 何周か
その３倍量あるテキストの場合 この夏 ２周
といって 選ばせた。
小学生からお預かりしているその子は 保守的な人だったから
もしかしたら 分量少な目
といっても２００ページくらいあるけど
そっちを選ぶんじゃないかな と 選んでいる様子をみていて感じた。
ぼくが選ばせたいのは がっちりした量のテキストを この夏 無理して２周。
ほかの科目もかかえつつ
もちろん １周しながら 途中に毎回復習をいれつつ
それでも ２周。
彼女のハンドスピードと 伸びたいっていう今の意欲なら ぎりぎり可能なライン … かもしれないっていう選択肢。
その子が選んだのは
進めにくい方のテキスト。
理由は？ って聞いたら
その方がたくさん問題が載っているから。 と応えた。
正しい選択だとおもった。
人はなりたいものになっていくんだとおもう。
子どもも大人も
自分で選ぶ方に 自分の人格を近づけていくんだと おもう。
彼女は １年前２年前なら 別の方のテキストを選んでいた。
チャレンジするほうを選んだことこそが すごい成長だと思う。
そんなことを思ったから 伝えといた。
勉強の成果は 点数や偏差値にあらわれる。
点数や合格を支えるのは その子その子の成長に他ならない。
勉強で 自分自身と向き合うことで
若い人たちはたくさん成長していく。
自分自身と向き合うことって
与えられたカリキュラムをなんとなく消化してるだけだと多分そんなに刺激にならないんだよ。
自分で自分をコントロールすること
チャレンジすること
見積もること
達成すること
独りで壁を打ち破ること
刺激があればあるほど
試行錯誤があればあるほど 成長していく部分だとぼくはおもう。
いやー 選べんよ あんなぶっといテキスト
