大げさにいうと 寿命の十分の一を使った感がある。
一緒に歩いてくれてありがとう。
今年は本当に生徒と保護者のことばかりの１年だった。
２４時間すずのきのことばかり。
これまでの４年間 ほとんどそうだったけど
高１の学年の受験が本格化して ブログもはじめた２０１９年秋ごろから
３人のことは ほとんど上の空。
すずのきのことを最優先にというより
すずのきのことしか考えていないような生活。
受験に コロナに 定期テストに 入塾に 退塾に クレームに 感謝に 学年順位に 高得点に
心を毎日たくさん揺らしながら
毎日毎日。
自分の幸せを追いかけてる。
幸せを追いかけてるのに いっぱいいっぱいになってるのが不思議だね。
コロナでマックスまで 追い込まれた１年
学力も 生徒のがんばりも 生徒数も 過去最高になったのも不思議なことだよね。
いや
ありがたいことだよね。
真ん中にいる本人は 追い込まれまくってるのにね。
まわりががんばってくれてる。
きっと勉強するって こういうことだよねっていうことをさ
共有してくれる人たちに囲まれてるんだろうね。
朝の３時とか４時に目が醒める生活も もうすぐ終わると思う。
そういって １年半こんな生活してるけど。
それでも もう少しで 少し落ち着くとおもう。
最近さ 生徒の向こう側の ご家庭が 少しみえるようになってきたんだよ。
そうするとさ
勉強の優先順位が低いご家庭や 塾に通わせてるのに頭が良くならないなんておかしいでしょ とか 透けてみえることもあるんだけど
ほんと うちのほとんどのご家庭がさ
すずのきでがんばるわが子に
勉強をがんばるわが子に期待してくれてるのが伝わるんだよね。
誰かのために頑張れるって やっぱり幸せなことでさ。
任してもらってる分は たしかに背中に担ぐから おもくなるんだよ。
おもくなるんだけど
それでもさ
期待してくれるのってありがたいんだよね。
想いだよ
重いの
想いが。
地面に膝までめり込んで 顔が下にくっつきそうにおもいんだけど
それでも視線を上げて前に進めると
なんか 人生 って感じがするんだよね
この仕事にさそってくれてありがとう
あなたが一人で開業しようとしなければ、いまも個太郎で売り上げについて思い悩んでいたかもしれないね。
ぼくは この１年半 ほんとうにほんとうに 限界までがんばれた
学力という成果にもだせた。生徒たちの心の中で『勉強』の優先順位を上げることにも成功した。
学力をおいかける過程で 去っていく人たちも見送って
もっともっと良い塾の先生になろうと思った日もたくさんあったけど
勉強って やらないとできるようにならない って想いをギュッとかためられた気がするよ。
多くのお母さんお父さんお兄ちゃんお姉ちゃんおばあちゃんおじいちゃん妹弟に応援されてるとおもう。
生徒とすずのきはさ。
ぼくにできること
すずのきにしかできないことは
ほんと多くて
それは たくさんの人の人生にかかわると思うんだよね。
こどもたちの時代には
なんでも一瞬に検索できる時代だから
脳みそと行動力が大事になると思うのよ。
あと 日本って 今より沈むと思うのよ。
子どもたちって 点数差以上に考える力とか考え続ける力 違うじゃない。
あれ 大人になってかわるとは思えないんだよね。
表現する力は大人になってもかわると思うんだけどね。
ぼくらは たぶん 大きな未来につながることをしてると思う。
ぼくらが教えてる子どもたちのその先までつながってるんだと思うんだよね。
だからって こんなにすずのきばっかりでいいのかって
もし きかれたら
やっぱりね
ほんと
何も言えない。
長く深い １年。
たくさんの気づきや教えばっかりだった 種まきの１年が明日で終わるよ。
激走だったね。
ほんと いつも ありがと
あなたあっての すずのきです。
