この2週間『勉強させる』をしない子育ては、めちゃくちゃ楽ちんだった。

 

 

 

 

 

 

食べさせるもの と 遊びにいくとこ を考えるだけなんて

 

 

子育てでもなんでもなくて ただの親遊びだった。

 

 

 

  

 

 

 

 

いつも むすめやむすこに朝勉強させて 学校のあと勉強する内容を考えて

 

休みの日ももちろん 遊びつつ勉強負荷をあげて

 

 

どういう進捗でどういうことをやっていくか 

 

 

そもそも勉強したくはない子どもたちにどう勉強をけしかけていくか

 

みたいなことを毎日毎日何年間もやってるわけだけど

 

 

 

 

 

2週間くらい前から むすめとむすこが家を出て

 

 

帰ってきて 次の日に また家族で旅に出て

 

 

 

そんなこんなで 仕事以外では 勉強のことをほぼ考えないですごした。

 

 

 

  

 

 

 

 

普段 旅に出るときは うちですごしてるときと同じように何種類かを持って

  

 

しかもここまではやりきる みたいなのを設定しながら進めていくんだけど

 

 

今回は 算数の1冊だけ持って

 

 

適当に進めてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

だから ぼくは考えることが 0 だった。

 

 

  

 

 

しかも 基礎英語もお盆休みでくり返しだったから楽に追いつけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

そしたらさ 子育てが 超絶 楽でさ。

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

ほんとに ごはんと 遊びに行くとこだけ考えるだけで

 

あとは おしゃべりと運転してるだけだもんね。

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

今朝 久々に むすことむすめに今日勉強すべきことのすり合わせをしてたら

 

 

確信したよね。

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

ふだん 勉強してること 勉強させてること が どれだけ大変なことをしていて

 

 

これを続けてさえいれば 

勉強はむすめとむすこにとって得意なもののひとつになる ってこと。

 

 

  

 

 

 

  

 

 

 

 

だって  子どもも親も めちゃくちゃ大変だよ

 

毎日 勉強を追いかけ続けるのって。

 

 

勉強をさせる仕事をしてるぼくだって 大変なんだから

 

やっぱり追いかけ続けるのは かなり難しいとおもう。

中受でゴール ってなるよね  そりゃ。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

やる内容が ひとつだったら楽だけどさ

 

 

 

  

 

進んでったら そんなわけにいかないしね。

 

 

 

  

 

  

  

 

 

『勉強させる』から2週間はなれてみて 初めて気づいた感覚だった。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

今朝さ  中1がさ

 

 

 

  

「2章 わからないとこも2周したんで 3章進んでもいいですか?」 

 

 

  

って 聞いてきた。

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

  

 

 

  

「結論としては おれにはわかんね‐な。結局 この例題を見た瞬間に解法がスラスラ出てくるのがゴールで2周じゃそこまでいってないだろうしな。とはいえどうせまたここに戻ってくるし、戻ってこれる時間が○○○にはあるしな。○○○がそう言うなら進んでいいんじゃん。ってかさ 3章の2次関数を この夏びっしりやる予定じゃなかったっけ。あと英語とのバランスはとれよ。」

 

 

というコミュニケーションをとった。

 

 

  

 

  

 

この子は 中学に入りたてだし

 

中1数学も 去年の今頃にはじめたはずだ。

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

 

  

わがやみたいに おうちの人が 朝から勉強勉強とけしかける環境ではおそらくない。

 

 

 

 

  

 

 

 

でも

 

 

  

 

 

 

英語も数学も

 

中高一貫校生のさらに先を進んでる。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

今朝 ひいおばあちゃんちに行ってきたお土産をくれた中1も

 

 

やっぱり高校数学の2章 不等式の解説をノートに書いていたから

 

この子も 中高一貫校のさらにずっと先に進んでる。

 

 

 

  

 

 

去年の今頃は 方程式の利用でつんのめりすぎて 適当な取り組みになってたから

 

2学期とか ぼくに怒られてた気がする。

 

 

  

 

 

  

 

 

書いてて そんなことを思いだしたから いま 中1を隣の部屋に連れてって

 

 

同じく 方程式でつんのめってる小6 のとこに この1年間の数学学習経緯を話してもらいに送りだしといた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わがやみたいに がんがん朝から詰めなくても すぅぅっ と伸びていく場合もある。

 

 

 

   

 

 

 

ただ どちらの親御さんも しっかりと本人の勉強を見つめてるように感じるし

 

勉強が大切  という意識をこれまでの12年間で育んできたんだと感じる。

 

 

 

 

ちなみにふたりとも 音楽やらスポーツやらで 毎日たぶんいそがしい。

 

 

 

 

 

全国大会にいったことがあるくらいに忙しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにが言いたいのか っていうと

 

 

 

 

がんばれる子に育てようよ

 

 

 

ってこと。

 

 

 

 

 

 

TikTokとか好きにみせておくんじゃなくてさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

  

 

  

 

 

スマホ渡して  好きにいじらせてて

 

 

 

親の都合よく

 

 

 

 

受験のときだけ勉強をがんばれる

 

 

  

 

 

なんてことは 全然なくてさ

 

 

 

  

 

 

  

 

  

そこまでの12年間なり15年間なり18年間なりを

 

どう過ごしてきたか なんだから

 

 

勉強なんて。

 

 

 

 

 

才能は問われないからさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひたすら

リラックスして快適な状況をつくり続けてあげるんじゃなくて

 

 

 

頑張れる体力や気力

瞬発力だったり粘り強さだったり

 

 

 

 

そういうのを鍛えてあげて  先々困らないようにしたらいいんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

たまにさ

 

 

「自分のときはそんなに勉強しなかったのになー」なんてことを働き盛りの世代の人から聞くんだけどさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは その人の親が学力の素になる種をまいてただけかもしれないし

 

 

今の時代と 単純に競い合ってる相手が違うだけかもしれないじゃない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくら親世代と 子どもたちの世代では

 

 

 

 

日本の国際競争力も 社会保障費も全然違うわけじゃない?

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

一歩抜け出す力  勉強で磨けるんなら  磨いてあげたいじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

  

 

  

だからさ

 

 

 

 

  

 

  

 

いまぼくの目の前で勉強してる中1たちみたいに すごくなれるかはわからないけど

 

 

 

 

でも  勉強をがんばれるように

 

 

 

 

 

そういうふうに 親としては自分ごととして誘導してあげようよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのほうが いそがしいし 大変だけど

 

 

 

たぶん たのしいとおもうんだよね。なんだかんだ。