去年今年と東大や東工大という理系最難関の大学受験をそばでみてきて
高校数学っていっても
高校の学校で通用する数学と
大学受験レベルで通用する数学とは
大きく隔たりがあると思い知った何年間だった。
同じように
中学受験の算数っていっても
すごく算数が難しくなる難関校と 他の大多数の学校では別の科目っていってもいいくらい隔たりがある。
昨日 中受の模試がかえってきて
今まで
ぼんやり考えていた すずのきの強み が すこしだけはっきりした。
それは
一般化能力。
よく ぼくは生徒たちの間で
間違った問題は言語化するように。
言葉に換えな! と言ってまわってる。
すごくしつこく
そして 強く 口をすっぱくして言ってまわってる。
「日本語におきかえんかい!!!!」
って。
どう間違えたか
どう気をつけていくのか
それを日本語で自分自身に指示できない限り、次に解くときもあいまいなまま間違える。
物量作戦
パターン学習で繰り返せば 何とかカバーできるっちゃぁ できるんだけど
例えば 英語の文法
単元ごとはできるけど、文法事項が混ざると正答率が落ちるとか
例えば 社会の問題
一問一答はできるんだけど、記述になると書けなくなる
なんかも同じ
結局、勉強が足りなくて 身についていない。
時間には限りがあるから
より効率的に勉強する必要があるし
何より
社会人になってから つかえる人になるには
言語化する力 や 経験を他の場面でも活用する力がほしい。
文法も一問一答も 日本語で自分で説明できることが多くなれば、自然と間違いは減っていく。
テストの振り返りもそうだよね
よく できなかった理由 みたいなことを振り返る人がいるけど
こと勉強に関しては そこには点は落ちていない。
できなかった理由つて
突き詰めたら もっとはやく取りかかれば とか もっとたくさんまわせばよかった とか そういうなんの行動改善にもつながらない精神論的なものしか出てこない。
もっとたくさんやる
って分析でもなんでもないじゃない?
具体的なアクションを引き出すための振り返りは
できた問題 できた単元 できた科目が
なぜできたのか
ぼくはそこが大事だとおもってるから
生徒たちにも これまた くちをすっぱくして伝えてる。
「できたところを振り返り!それは自分が意識して取り組んだところでしょ。それを次の単元・他の科目でも再現!!」
はなしをもどそう
大学受験数学 と 中受難関算数だった。
ちょっと 質問対応してからにする。
つづきはまたあとで