2週間、海外の家族と東京・大阪・京都をめぐってきたらしい

 

 

 

英語なのかフランス語なのかは聞かなかったけど

 

 

たぶんフランス語。卒業生がよって教えてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

で どこをまわってきたかとか感想をいろいろ教えてもらってたんだけど

 

 

 

どうしてもわからない感情・感覚があって

 

 

 

 

あれやこれや2時間以上教えてもらってたんだけど

 

 

やっぱりわからなかった。

 

 

 

 

  

 

 

 

たぶん21歳とかだと思うんだけど

 

 

そりゃ ぼくとはちがう人生を送ってるものね

 

 

 

ぼくがわからない感情・感覚があったって当然だよね。

 

 

 

 

 

 

  

 

納得できないけど…

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

すずのきで育った子たちが 得体がしれない存在になるのは とてもよろこばしい。

 

 

 

 

 

  

 

たぶん この中にいるね

 

 

2020年の高校入試だった。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

いま 人生が楽しい って言ってるくらいだから

 

 

 

若くして いい人生を歩めてるんだろうとおもう。

 

 

 

 

 

 

それを すこしでも感じられるのは

 

 

 

この仕事をしている役得なんだろうともおもう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくは 嫌われ役ではなく

 

 

踏み台になりさえすればいいし 仕組みになれればそれで充分だから

 

役ではなく ふつうに嫌われていて まったくもって本望。

 

 

 

 

 

  

誰とでも そのまま思っていることを話すし

 

 

そこに 何かをかぶせることはしない。

 

 

 

 

 

 

若い人に接するときには特に

 

 

言葉に嘘を混ぜることは絶対にしないように って心がけている。

 

 

 

 

  

 

 

  

 

なぜなら 彼らの嘘を見抜くセンサーは 大人の100倍優れているから。嘘をついたら最後 相手にもしてくれなくなる。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

本当のことしか話さない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから 当然 嫌われる。

ぼくは元来 性格がいい方じゃないし。

 

 

 

悪い って言ってもいい。 

 

 

 

 

 

さらに 勉強を強制する立場

 

 

 

 

 

 

好かれようとする方が どうかしてると思ってる。

 

 

 

 

 

 

 

  

かろうじて この人も人の親なんだ と思ってもらいたくて

 

むすこやむすめを連れているけれど

 

 

 

 

ぼくは

 

 

 

 

 

学力向上マシーン。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

人の心は持っていない。 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

持っていないという前提で 生徒たちには向き合ってもらってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

笑顔など見せようと思っていないし

 

生徒にこびて 学力を逃すくらいなら すずのきをたたむ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

でも 

 

そりゃ ぼくだって

 

 

 

 

卒業生がいま 

どんなことを考えてどんなふうに生きているのかは 当然知りたい。

 

 

 

 

 

すずのきの生徒たちに それぞれの部活についてたっぷり話を教えてほしいし

 

 

おもしろいYouTubeを教えてもらって 「絶対 みんなよ!」とか コミュニケーションを取りたい。

 

 

 

  

毎日 給食について聞いて

 

 

日曜日にどこに行ったのか 聞いていたい。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

好きなアイスくらいは 把握したい。たまに買ってきてあげたい。

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

 

 

 

  

 

 

 

  

 

 

 

 

 

生徒が不合格になるくらいなら

 

 

そんなこと

 

 

 

 

  

全部 諦める。

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

すずのきの生徒が不合格になるくらいなら

 

すずのきをやめるほうが まだまし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思って すごしてる。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

さっき来てくれた人は

 

 

すずのきの卒業生。

 

 

 

 

 

 

 

ぼくが 塾業界に入って

 

はじめて 不合格になった人。

 

 

 

 

 

 

 

高校で目覚ましい進化を遂げて

 

大学でもたのしんでるらしい。

中学のときも高校のときも 毎日すずのきにいた。すずのきの中高生たちは だいたいそんな感じ。

 

 

 

今度ゼミで 気質と食文化の影響 を発表するそうだ。

 

 

 

壮大だよね。つっこみどころがたくさんある発表になりそうだから ぼくも聞いてみたい。

 

 

 

 

 

専攻は 比較文化論。進みたい道に進んでる人だ。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若い人たちは成長していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

「本気の失敗には価値がある」

 

 

 

 

宇宙兄弟 っていう宇宙飛行士を目指すマンガのセリフなんだけど

 

 

 

塾をやっていて 生徒をみてきて

 

 

しみじみ そうおもう。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

本気の失敗には価値がある

 

 

 

 

 

 

 

 

成功したときに それがよくわかる。

 

 

 

雰囲気出しじゃ  もったいないんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

一生懸命やって 一生懸命やって それでも通じなくて

 

 

でも一生懸命やって もがいてもがいて

 

 

  

毎日毎日スーパーベストを尽くして

 

 

 

 

 

 

 

そのうち 工夫して

 

 

 

  

でも通じなくて

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

やっぱりねばって がんばって

 

 

 

  

 

 

 

  

 

 

そんな 分厚い壁を何枚も何枚もよじのぼったり 壊したり

 

 

 

 

 

そういう経験から 出てくる成功や

 

たどりつく奇跡

 

 

そういうものを 毎日教室で たっくさん目の当たりにしてるとさ

 

 

 

 

やっぱり

 

 

 

 

 

  

ぼくは 勉強させる仕組みとして存在したいんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

すずのきに通ってくれる子は  すべて

 

 

 

 

誰一人かけることなく  大成功をおさめてほしい。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

自分の人生は これが正解だ

 

 

 

 

常に 目線を上げて 大きな声で進んでいってほしい。

 

今日来てくれた子みたいにね。

 

 

 

 

 

 

ぼくはそう思ってる。

 

 

言わないけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも 今日

 

 

光に包まれたリア充女子大生には 中3と高1のふたりに 自分の話をしてもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

キラキラしてる人は 松戸にもたっくさんいる。

 

 

 

 

別に 勉強中はキラキラした顔をする必要はないよ

 

 

 

 

 

修行中は

たくさん試行錯誤をしたらいい。

 

まずは もがくところから

 

 

 

そうして本気がひきだされてくる。

 

 

 

いろんな人がいるけどね。

 

 

 

 

 

 

もがいてもがいて そうして輝いてくって先輩も

 

そりゃぁそりゃぁ たくさんいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

点を取るための勉強は ほとんどの人がエントリーする種目だからね

 

壁は そりゃ 分厚いよ。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

だから  とっても人が成長する。

 

 

 

自分と向き合う種目だからね みんな勉強するといいんだよ。

みんな 本気で勉強するといいよ。