3月11日 たいして書けない

 

 

 

 

 

もし あなたが 10代なら

 

映像を検索してみてほしい。

 

 

 

 

 

 

ぼくは あの日

 

東京から歩いた。

 

 

信じられないくらい揺れて、

 

 

 

まちがとまったように感じた。

 

 

 

 

 

冬も終わり、少し暖かくなってきたから

ぼくは コートを着ていなかった。

 

 

 

 

20km 歩いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

23時ころ、家について テレビをつけると

 

 

 

まちがもえていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2~3ヶ月後、母が助っ人として

 

宮城県の学校に赴任した。

 

引っ越しを手伝って、南三陸によった。

 

 

 

まちがきえてしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

まちが揺れたときも、燃えていたときも、無くなっているところをみたときも

 

感じたことは いまはまだ薄れてない。

 

 

 

 

 

でも なんでか 書けない。

 

 

 

 

 

10代の人

 

映像をたくさん 検索して

たくさん 見といたらいいとおもう。

 

 

たった10年前に 近くで起きた現実。

 

 

 

南三陸に立ったとき

 

『自分は たまたま助かったんだ』

ぼくはそう感じた。