点数が返ってくる前に

 

 

 

 

すずのきでは 別にめずらしくなくて

 

毎回のテストにこういうことは何人かある。

 

満点ももちろんあるし 5科目計100点上がることも毎回のようにある。

 

 

 

 

 

 

駆けだしの頃は ほめたたえていたんだけど

 

ある時

 

 

実は それをほめたたえても 再現性に低いことに気がついた。

 

 

 

 

 

 

例えば20点や30点上がっても

 

上がった理由が『たくさん勉強したから』や『先取りしたから』のひと言だと

 

他の科目に活かせないどころか 次の点数もおぼつかなかったりする。

 

 

生徒も保護者の方々もそこまで意識しないのかもしれないけど

平均点の高い低いもあるしね。

 

 

塾講師は どんなテストでも まず平均点を知ることで難易度や学校別に習熟度をはかったりする。

 

 

 

 

 

たとえば20点 30点上がったときに

 

どんな取り組みが効果的だったか。

ワーク 教科書 プリント 頻度 反復の仕方 授業の聴き方 丸つけの方法 それぞれのタイミング

 

 

そういったものを言語化できる能力こそ 継続的に学力をのばす秘訣。

 

 

 

 

とれなかった10数点からも 回収しなければもったいない。

 

 

改良するところとして やはり言語化できる必要がある。

 

 

 

 

 

 

行動が具体的にかわらなければ 結果は変わりようもない。

 

 

行動を変えていく人たちに抜かれていくだけで、相対的には順位を落としていく。

 

 

 

 

常により良く進化できた人が 抜いていくから

 

変わらないと実は抜かれてくばかりなのが 勉強での順位や偏差値だったりもする。

 

 

 

劇的に得点が上がった答案をみたとき ぼくはとても嬉しいんだけど

 

 

そこがピークになりかねない ホメは

 

麻薬にも カンフル剤にもならない

 

毒。

 

 

見すえるのを受験までと割り切って、5科目計で褒めるならいざしらず

 

1科目だけきりだして ピーク級にほめると

 

下り坂に入るから気をつけて🤚

 

 

 

見極めは難しい

 

 

 

 

「よくやった」  って

あと

翌日か翌々日くらいに

「○○点も上がったんだね ほんと凄いね  どうやったの?」  って

 

 

 

ぼくはそのくらいにしてることが多い。