つみかさね続けるしかないですよ。
それでしか 伸び続けるってことは ありません。
どういうふうに情報をえて
どういうふうに解釈をして
どういうふうに定着演習して
どういうふうに得点を取る技術を磨くか
ゴールを明示して、タスクを分解して、スケジュールをひいていくことは
見積る力も達成への動機も弱い非受験生にはしませんし、はじめての知識ばかり毎日あらわれる教科学習にはあまり効果的ではないと感じています。
ただ その力が強い人ほど大学受験で成功するのも事実なので
優先順位をつける
ということを、教室で年間100回くらい伝えています。
一緒に詳細な計画をたてて、二人三脚で進まないといけない中学生に育てると
貴重な成長機会が喪われる気がしてなりません。
大人になれば できることなのかもしれませんが、
10代の3年間の差はとてつもないので
高校で勉強を得意にするには
例題・解説を読み解く力
優先順位をつける力
は 必須だと考えます。
そして それは膨大な問題と躓きと気づきをつみかさねることで
身についていくものだと考えます。
目先の点数を追う すずのきではありますが
本当に追いたいのは 『英検4級の単語をいくつ覚えたか、漢検6級の漢字をいくつ覚えたか』
ではなく
自分の工夫と積みかさねで成長させていって掴みとっていく高校生活・大学生活・社会人生活なのではないでしょうか。
そもそも
そんなに たくさんのことをつみかさねてますか?
単語20個 確認テスト
そのつみかさねのどこに未来への扉があるのかは ぼくにはちっともわかりません。
高校で伸び続けるデザインじゃなくて、受験で燃え尽きて構わないデザインじゃないですか。
『自分で考えて実行すること』をつみかさね続ける。
それが1番はかどるし
それが1番遠くまで進めると思いますけどね。
そこに欲がうまれやすいですからね。
高校生で勉強が強くなる人なんて ほんとうにほんとうに ごくわずか なんですよ。
でも 関わった人が高校に進んで 沈んでいくのなんて
ぼくは絶対にいやなんです。
とくに「ベンキョウガンバリタイノニガンバレナーイ」みたいに力の弱い目で笑ってる顔が1番むなしくなるんです。
だから すずのきは 小学生から『自分でデザインする』ことを大切にしています。
高校で勉強しないんなら、家から1番近くて倍率が割れてる高校に進めばいいのに とよく思ってます。それが1番SNSをながめる時間がつくれるはずです。
学問は贅沢なものですから、みんなができるとは思いませんし
どうせ その道を進むなら 伸び続けるデザインで進んだ方が ぼくはかっこいい高校生になる確率が高くなると思ってます。
手とり足とり は
むしったことはないですけど、鳥の羽根をむしってるのと同じように感じています。
勉強だけが翼だとは全然思いませんけどね。
意味のうすいことをつみかさねても仕方ないとおもうんですよね。
高校で輝くには
高校で進路をきりひらくには
いつもそんなことを考えながら小学生と中学生と関わっています。
今年 7人の大学受験生がいるすずのきです。
大学受験は18年間のつみかさね
高校3年間でどうにかなるものでもありません。
どうにかなるといいんですけどね
勉強について考えることが日常化してる人や引き出しが多い人でないと、上位にはいかないですよね実際には。