そうそう いまね「さよならー」って帰ってった子

 

 

 

小6なんだけどね

 

 

 

  

 

  

 

 

 

  

 

 

 

すごいんだよ

 

 

 

 

漢検のね

 

 

小6相当  5級なんだけどね

 

 

 

  

 

こないだ受かったんだよ。

 

 

  

 

 

  

 

  

 

 

夏あけから 結構 がんばってたんだけど

 

 

 

結構 あやしくて

 

 

 

  

 

 

  

前日の出来具合をみてて

 

ぼくは かなりヒヤヒヤしてた。

 

 

 

  

 

 

  

漢検は 個人受験申込だと かなり場所がすくなくて

 

 

その子の受験会場は 県外だったんだけど

 

 

 

 

 

そこまで行くには 受かってもらわないと

 

って思うには思ったんだけど

 

 

 

 

結局 つめて覚えるのは自分自身だし

 

 

もうすぐ中学部に上がってくる学年だから

 

 

 

 

 

そこは 検定に向けて ただただ本人のがんばりを 横内先生から聞く程度にとどめて 静かにしてた。

 

 

 

  

 

 

 

  

 

 

  

 

結果

 

 

大合格

 

だったわけだから

 

 

ほんと

何もせず よかったんだけど

 

 

 

 

やっぱり 土壇場で合格を引き寄せる力を発揮したっていうのは

 

まぁ なんとも頼もしいよね。

 

 

 

 

  

 

 

 

じつは この合格

 

ぼくはうれしくてうれしくてうれしくてうれしくて

 

 

むすめの漢検合格よりもうれしかった。

 

 

 

 

 

努力がすべて むくわれるとは 全然限らないのが勉強。

 

 

 

  

 

 

むくわれるための努力っていうのは

 

本人なりにがんばった とかとは 全く別次元にある。

 

 

 

  

 

圧倒的な努力も 人より結果を出す努力もそう。

 

  

 

 

普通の努力とは 全然べつの積みかさねが必要。

 

 

  

 

  

 

特に 高校生でも通じる学力ってなったときには

 

広い範囲を自分で組み立てて 取捨選択して 定着管理をしていく能力が超重要。

 

 

 

 

理解する力も 高校の勉強では大切になる。

 

 

 

 

 

 

だから

 

たいへんな努力 なんてものは 標準装備にしないとならない。

 

 

 

 

 

でも 小学6年生にそういうのを伝えていくのは

 

とてもむずかしい。

 

 

 

  

 

 

たくさん 転びながらもがきながら 手に入れてくれてったらいいんだけど

 

 

 

 

今回の合格 みたいに

 

 

 

よい結果から うみだされる気づきっていうのも あるし

 

 

 

やっぱ努力したから合格したんだー

 

 

 

みたいな気持ちになってくれるのもいいことだよね。

 

 

 

 

  

 

  

 

地道な努力がとても大切な高校の勉強は

 

 

義務教育レベルの『あ 簡単』では

 

 

全然 歯が立たない。

 

 

 

 

 

圧倒的な努力 を 身につけている人には

 

中学レベルで少し賢い でも勉強スタミナがない人は 

 

およそ勝てなかったりする。

 

 

 

 

 

要領とか

勘所とか

 

そういうのの前に

 

 

 

努力を積み重ね続けられるか が

 

勉強で秀でる一番大切な資質。

 

 

 

 

 

 

ジアタマ とか ぼくは よくわからないし

 

 

 

すずのきの偏差値上位をみてきても

 

特に感じたことはない。

 

 

 

 

  

 

結局 ここまでどれだけ脳の神経回路をつかってきたかどうか だとおもってる。

 

 

 

 

 

当該学年の漢検に 秋口に受かる

 

 

 

 

漢字練習がきらいなぼくからすると

 

 

ほんとにほんとに尊敬なんだよね。 

 

 

  

 

  

 

  

 

大きく自慢することでもない気もするけど

 

すずのきの自慢の生徒のひとり。

 

 

 

 

ひっそりと力をたくわえていってくれたらいい とおもってる。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

  

 

勝負は ずっと先にある。