英語教育の実験

 

 

 

きっかけ

 

中学生 英語指導の限界

→ 週に2,3回では接触頻度が少ない

  原則と例外を使いこなす理解力が必要

  単語を単純暗記するには意欲が必要

 

 

 

対策

 

塾の仕事をはじめてから10数年。様々な取り組みをするも、接触頻度を上げつつ理解力を耕していくような施策、いわば全員が英語力を上げる施策を打つにいたらなかった。

  

もちろん スパルタも途中 試しはした。単語や例文を書かせるという学習法は、最も悪手だった。

 

 

 

 

 

 

仮説

 

基礎英語を習慣づけたら、『毎日』『聞いて』『声を出す』という語学学習に必要な様々な要件が満たせるのではないだろうか?

 

 

 

  

 

検証

 

 

真面目な生徒にすすめる。

 

 

ことごとく失敗

 

 

 

 

 

 

 

生徒がひとりで家で聞けるほど、甘い取り組みではなかった。

後に 高校序列 学年1位や1桁に入って難関大学に入る優等生たちもことごとく失敗。

 

何年も何人にも失敗。

 

 

 

  

 

 

 

 

気づいたこと

人はひとりでは歩けない。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

去年の思いつき

 

 

むすめでためそう。小2でできたら、だれでもできる。

 

→そもそもぼくは英語の早期教育に懐疑的。英検と学校の点数は別物だし、受験勉強とも別物。英語を磨くなら、算国理社を学んだらいい。と思ってる。

 

 

 

ただ 朝の30分なら惜しくない。

 

 

朝の時間を語学に充てる習慣をねじこめれば、むすめの勉強のハンドリングがきかなくなってからも音読と接触頻度高めの学習が組み込まれることになる。

 

 

 

基礎英語1 は まだよかった。

 

まったく英語を勉強したことのないむすめに基礎英語2を自分で予習やらなにやらさせるのは、たぶん無茶だった。

 

 

 

 

 

 

  

 

途中経過

 

→ 1年目の秋に英検4級合格。

  2年目の春に英検3級合格。

 

 

ふだんの午後は 英語はせず、検定ひと月くらい前までは基礎英語のみ。最後 リスニングマスターというアプリと過去問。

 

 

 

 

 

 

 

最重要ポイント

基礎英語のいいところ

 

集中して取り組むというのはどういうことかを知ることができる。

→集中しないと音声はあっという間にすぎていく

 

毎日 3ページ目でかしこくなれる。

→文法事項を理解する過程で、かなり頭を使う これを毎日やるとおそらく賢くなる

 

基礎英語1は 視覚的に。
基礎英語2。1年間で定着する必要は0。それが早期教育のいいところ。

 

 

 

 

 

 

あと

 

これは やってみて知ったことなんだけど

 

 

朝6時からの学習は、基礎英語以外の勉強を30分とることができる。

 

 

 

 

 

  

それが ほんとうにほんとうに大きい。

 

 

 

  

 

 

 

 

その積み重ねが本当に大きい。

 

 

 

 

 

 

夜 1時間 追加できないからね。朝 1時間 勉強できるのは、とても大きい。

 

 

  

 

 

 

  

 

 

 

  

 

 

 

睡眠は大切。

 

 

それは きっとそうなんだろうけど

 

朝の1時間を捨てるのは、たぶん 人生の損失。その積み重ねで収穫できるものの大きさは後で買えるようなものではない気がしてる。

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 

  

 

と 毎朝 自分に言い聞かせてる。totemokitui