英検準2級の取らせ方 How to 具体的には…

 

 

 

いくつでも道があるとおもうんだけど

 

ぼくの中での最短と

 

資格取得のための最短の2パターンを書く。

 

 

 

  

 

 

この記事を書くきっかけは

 

お盆中に

 

小学生の英検準2級へのアプローチについて話し合うことがあったから。

 

  

 

 

 

その子は 中学文法がよくわかるテキストを何周かして

 

文法を身につけていた。

 

 

そのテキストの問題数が少ないからどのくらいの定着度かはわからないけど

 

とってもがんばっているんだなとおもった。

 

 

 

他に

 

 

 

とか

 

出る順の単語帳とかが机にあった。

 

 

 

 

 

話を聞いてると

 

ほかにもテキストをすすめてるってことで

 

そのテキストをみせてもらったら

 

かなりわかりやすい文法テキストだった。

 

 

  

 

 

 

中学に入る前の 先取学習としては

 

過不足ない完璧な構成とおもう。

 

 

 

 

 

  

 

 

と同時に すごくがんばってる! と 感動した。

 

 

  

 

 

  

 

 

というのも 普段勉強をさせる側としては

 

それだけの種類のテキストを運用するのが 本人も

勉強をさせる側としても

 

本当に難易度の高いことだというのを実感してるからね。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

本来 テキストは少なければ少ないほどいい。

 

 

それを完璧とは言わずとも

 

9割

に仕上げてから 次のテキストに進んだ方がいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでいいかっていうと

 

定着させるのって とても大変だから

 

短いスパンでまわしたほうが 定着しやすいんだよね。

 

 

  

 

 

あと やることがシンプルな方が 逃げ場がなくなって 集中しやすい。

 

 

 

  

 

思考が散ると 集中はつくりづらいし

スピードも出しづらい。

 

 

 

 

  

あと 指示だすのって お互いにストレスだからね

 

指示出さずにすむんなら それに越したことは無い。

 

 

テキストが少なければ 指示も減る。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

  

 

だから

 

 

ぼくがおもう英検取得の最善は

 

 

文単を聞いて声に出して単語を覚えること

 

 

 

 

むすめがやってること ね。

 

 

 

 

 

英検が1月だったから もう7か月たってるけど

 

今朝も 聴きながら声に出していた。

 

 

  

  

 

 

まだまだ 9割にいってないらしい。8割5分って言ってた。

 

 

 

 

 

違う文章で出てきたら、もしかしたら7割くらいしか把握できないかもしれない。

 

 

  

 

  

 

去年の11月から着手して 

 

各200回くらい聞いて

追いかけながらではなく 目をつぶってほぼ同時に文を言えるくらいになっても

 

その程度。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

音声を聞いて 

声に出す

 

そして

 

文の中で使われてる語を覚える

 

 

 

  

このかたちで

 

英語学習をすすめてほしいんだよね。

 

 

 

  

 

 

  

 

 

音声をきかないと

 

音声に弱いままじゃない?

 

 

声に出さないと

 

定着が甘くなるじゃない?人とのコミュニケーションとしての英語は、身体をつかうんだから。身体を使いながら学ぶのが正しそうじゃない?

 

 

 

あとね これは大学受験の超上位層が言っていたんだけど

 

 

  

 

結局、自分が音読できるスピードでしか 理解ってできないらしいよ。

 

 

英検は 英検で点を取るようの技術があって、拾い読みするのがいいんだけど

 

大学受験だと そうじゃなくて普通に読まなくちゃいけなくてさ

 

 

そういう意味では 語学学習をするときに

音読をいれるのは とても大切だし

 

 

  

 

準2級をとらせる方法

としては

 

 

子どもが中学生くらいになって言うことを聞かなくなったときにも、しっかりと進んでいける勉強方法を確立して、合格まで導く必要があるじゃない?

 

 

 

 

  

 

 

 

準2級で終わりだと ぺんぺん草も生えないからねぇ

 

 

 

  

 

 

 

  

 

 

だから 

音源にふれる学習

 

 

  

あと

 

これも大学受験超上位層が言っていたんだけど

 

文の中で使われてるかたちでおぼえないとあまり意味がない

 

らしいんだよ。

 

  

 

 

 

 

ぼくは 語の持つイメージ を大切にする学習が効果的なんかなー

 

なんて思ったんだけど

 

 

 

1語1義みたいな単語帳で勉強するよりも

文を読みながらの方が 大学受験からの逆算で時短だなー なんて思ってるから

 

むすめには文単でどこまでいけるか試してる。

 

 

 

  

 

 

  

その前の子たち

 

 

いま 東大や東工大や理科大に通ってる子たちは

 

システム英単語 っていう単語帳で

 

鬼の単語テストをした過去がある。

  

 

 

 

  

それも 文で使われている単語を覚えてくって 単語帳だったんだけど

 

シス単のときは 1文で

 

文単は もっと長い文になってる。

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

でね

 

 

  

文単と過去問だけで 英検準2級

何とかなったはなったんだけど

 

 

 

 

 

受けた瞬間は 実は

落ちた!

 

 

って思ったの。

 

 

 

  

 

 

なんか正答率が低そうだったんだよね。あと読むスピードが間に合っていなかった。

 

英検特有の選択肢を読んで拾い読みっていう特殊技術も まだまだ磨けていなかった。

 

 

 

即座に

 

 

 

この リーディング問題 って長文練習をいれた。

 

 

 

 

  

 

  

 

  

  

基本的には

 

この2冊セットで合格するように 勉強したらいいとおもってる。

 

 

 

  

 

 

  

 

すずのきの準2級を受ける子たちには

 

効率よく 熟語を覚えられるように 熟語プリントを毎日みさせてるけど

 

 

あとのライティング とかは テストが近づいてきて

切羽詰まったら 効率よく勉強できるから それで及第点は取れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

リスニングも 音読してれば 取れるようになる。

 

 

 

 

  

 

 

 

  

 

 

  

 

問題は 大問1への対応力。

 

 

 

  

語彙の問題は

 

 

文単だけだと 100%はカバーできない。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

でも

 

 

  

100%カバーする必要がない とぼくは思ってる。

 

  

 

  

 

 

  

  

 

だって 出る順みたいな単語帳って

 

 

すずのきには教材研究の一環で20冊くらい単語帳があるんだけどさ

 

 

効果測定がしづらいんだよ。

 

 

 

 

 

  

 

  

なんか手ごたえのない勉強っていうのかな

 

 

 

 

それに その勉強方法で2級や準1級まで 引っ張れる気がしないんだよね。ぼーっとページをめくってても いいわけじゃない?

 

 

 

 

 

 

自主性のある子にはいいかもしれないけど

 

基本 ぼくはそんなに子どもたちを楽観視してないから

 

 

 

 

あまり使う気にはなれない。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

ただね

 

 

 

 

お盆のときには

 

ぼくの圧倒的おすすめは文単だって話もしたんだけど

 

 

 

それでも

 

冬の第3回に受かるなら

 

最短は 『出る順』で単語を覚えてから、『リーディング』で目を飛ばす訓練をすること

 

って話をした。

 

 

 

 

 

その子は 3級の『出る順』はほぼ覚えた って言ってたし

 

半年ない位で文単の中に出てくる単語を覚えるのはかなりきつい気がする。

 

 

  

 

この青い部分は

 

むすめが1月に受けた後に、覚えてない単語に線をひこうって言って引いた跡。

 

 

 

 

たぶん1月のテストまでに100回くらいリスニングをした。

 

 

それでも 全然覚えてなかった。

 

 

 

 

  

 

声に出してなくて 聞いてただけだったから

 

しかも1日 80本

 

時間のあるときは それを2セット。

 

 

 

ほとんどが 右耳から左耳に通過してっただけなんだとおもう。

 

 

 

 

  

 

  

なんなら 目だけひらいてて 鼓膜の振動をとめてたのかもしれない…

 

 

 

  

  

 

 

 

 

実験台であまりうまくいかなかった今だから

 

 

聞くだけじゃだめで 音読すること!

 

って言えるけど

 

 

 

 

それまでのぼくは 100回聞けば 覚えるでしょ!

って簡単に考えてた。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

だから

 

 

半年とない期間で 資格取得までの最短 って考えると

 

 

出る順が3級のときに効果を発揮したのもふまえて

 

出る順→リーディング。

 

 

 

文法は

たいして難しくないから

単語と熟語さえ知っていれば、合格点は取れる。 

 

 

 

 

ライティングは

 

 

ジャパンタイムズ社のライティング教材がぼくてきには好みだけど

 

書店に行って どれでもいいとおもう。

 

 

直前 2週間

あわてて いくつかのブロックを書けるようにするくらいが一番勉強時間が少なくてすむ。

 

 

 

 

新しくできたメールに対する返事 みたいな英作文は

ちょっと とまどうけど

 

それもこれもすべて

 

英単語とリーディングができたあとになやんだらいい。

 

 

 

 

 

 

案外、本番で何とかなるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まともに 自由英作文の力をつけようとすると 最短ではなくなってしまうというのもある。

 

 

 

毎日 日記を英語でつくってみる とか最短じゃないでしょ?

 

 

 

 

リーディングをこなす中で 表現にはかならずふれていくから

 

そんなに心配しなくていい。

 

 

 

  

 

 

  

というより まずは はやく単語をたたきこまないと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この2パターン が 英検準2級をとらせるには

 

の ぼくなりのHow to。

 

 

 

 

 

 

もちろん 多読から自然に英語力を伸ばす

 

 

 

中学生で高校受験の内容を身につけてく延長線上での取得

 

なんかもあるんだろうけど

 

 

 

 

 

 

それは 親主導で英検を取らせる っていうのとは ちょっとちがうよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

準2級の先には  さらに   2級(高校卒業程度)の壁が待ってるから

 

 

 

 

 

 

 

すずのきの商品開発部長に

11月くらいから  文単2級で  その壁をよじのぼってもらおうとおもっていますずのき。

 

 

 

 

  

 

 

 

英検2級は 千葉県の高校入試で偏差値60くらいの高校に通う子たちが

高1高2で受けても何度も落ちちゃうレベル。

 

 

 

英語に特化して勉強してたら取れるだろうけど

 

高校生は数学に圧倒的な時間を取られるからね。落ちちゃう…

 

 

 

 

 

 

 

  

前回の準2級は72日とか無茶したけど

 

文単を1年かけて 学習していけば

 

他の勉強がメインな小5の冬に

 

片手間な英語学習でもすんなり通るんじゃないか と予想してる。

 

 

 

 

そうすると

 

TEDで自分で英語で学びをひろげられるし

英字新聞でテレビではふれないようなニュースにふれられるとおもう。

 

 

 

 

 

 

 

 

中学生のときに 英検準1級まで到達しておけば すくなくとも大学受験で困ることはないし

 

もしかしたら

 

英語を使うことに興味をもつかもしれない。

 

 

 

 

真ん中の 英会話タイムトライアル というのを今年から仕掛けてる。この夏 活きたらしい。

 

 

 

 

 

  

状況は ほかの勉強や習いごと 生活での兼ね合いだし、性格にもよるから

 

もし 準2級をとらせたい! っておもって よくわからないところがあったら

 

いつでも声をかけてください。

 

 

 

 

 

 

 

親が主導で 英語の勉強をさせるのは ぼくは賛成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは 好きになってもらう というアプローチに

 

ぼくは懐疑的です。

 

 

 

 

塾の先生をしていての ひとつの結論と仮説を

 

商品開発部長の勉強に投影しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ご参考になれば幸いです。