で
それは何?
健康とか
思いやりとか?
それは まったく別の次元の話でしょ。
遊びが1番大事
と育てるとする。
すると
勉強は何番目なの?
運動が1番大事
と育てるとする
それで 予定を組むときは
運動が優先順位の1番上にくるよね。
勉強が大事
これを幼いうちに刷り込んでおくのと
勉強は2の次 3の次 と予定を組んでいくのと
どちらが 勉強を続けていく人になりやすいとおもう?
時間は限られるからさ
世界がひろがっていったら
机にすわっての勉強が本人の中で軽くなるのなんて
明らかなんだよ。
ネットには 実にいろんな世界がひろがっているし
家族より友達と話してる方が楽しくなるに決まってる。
そのときになって 優先順位を勉強にもってこれると思う?
思うんだよね 大人は。
目標が見えれば 走れるはずだ
納得すれば 走れるはずだ
全然 そんなことないからね。
というか 高校生くらいになったら 人は自分にとって納得しやすいものしか受け容れないよ。
全然だよ。ぜんっぜん 勉強しないからね。
そんなに勉強って たのしくないからね
甘くもないし。
そもそも 相対評価っていうところがきびしいよね
偏差値とかさ。
すっごくがんばってる頭のいいこと 偏差値で較べられるのって
きついよね。
すっごく上に追いつけるわけもないんだし。
勉強を大切にしてる人が
勉強ばっかりしてるとおもう?
正解だよ
勉強をたっくさんしてる。
でも
理科一類に進んだ東大生は
高3のときに
ぼくが 「ヘラクレスオオカブトとマルスゾウカブトみてきちったぜ。知ってか?」
って言ったら
「いま 飼ってます」って言ったからね。
一昨日、東工大生は 「今週、なにしてたん?」って大学生活のリサーチしたら
「昨日、恵比寿でドラマーのジャズを聞いてきました。そしたら椎名り……………………で、17/16拍子とかあるらしいですよ。」って言ってた。
2名とも 中学も高校も運動部で忙しくしてた人たちだ。
勉強を大切にしてる人たちは たっぷり勉強して たっぷり遊んで
さらにそれ以外にもひきだしをつくってく。
高校生は勉強しない
高校生は勉強できない
この前提は
たぶん子育てする人は しっかりと持っておいた方がいいよ。
『高校生に一所懸命に勉強させること』に
ぼくは 普通の人の100倍くらいの経験がある。
たくさん成功もしてるし たくさん失敗もしてる。
結論は
高校生に向き合っても 仕方がない。
もっともっともっともーーーっと
はやいタイミングで
勉強は大切
を 刷り込んでおくこと。
優先順位の上においておくこと。
でないと 勉強が大切 なんて思えないし
定着させるまでの根気強さなんて 育めないよ。
自分の時間の大部分を 勉強に充てる って
普通の高校生には
とてもとても我慢のならないものだからね
たくさんの高校生と 取っ組み合ってきて
ぼくは心底 そうおもうよ。