教室で小学生と
あと勉強をめちゃめちゃ進めてる中学生と
明日 定期考査の高校生
全員の手をとめさせて ぼくの3月11日を話した。
そのあと 南三陸で感じたことも話した。
きっと おうちの人もそれぞれ3月11日に体験したこと 感じたことがあるかもしれないから 家で聞いてみな
とも話した。
忘れない と 言葉で言うのは簡単だけど
まだ生まれていない人に向かって 忘れるな というのも無茶だとおもう。
東北 って 関東にとっては お隣さんじゃない。
お隣さんでどういうことがあったか。
なんなら舞浜や旭市のはなしでもいいとおもうけど
それぞれの原体験を伝えていけるのは ぼくらだとおもうから
何か教訓めいたことは無くても
ぼくのエピソードなんて なにひとつ教訓は入ってないし…
教訓がなかったとしても
お隣さんで何がおきたか
日本に住むなら 知っておくべきことだとおもう。
ぼくはね
南三陸で根こそぎ山と海に流されていった町があった場所にたったとき
他人事でよかった
と
自分はたまたま生きのこったんだな
って思った。
大人が話すことの 何かが
子どもたちのどこかに残るといいよね