それは ぼくにはちょっとわかりかねる。
中学生とは とても多くの時間を同じ空間ですごしているし
進路や部活や様々なことを それこそ膨大に聴いてきたけど
でも だからといって
それぞれが ありのままの心のうちを話しているかといえば
当然 そんなわけはないわけで。
全体 200人300人いる中で
学年1位として学校にいると どんな気持ちなのか
それは やっぱりなってみないとわからない
と ぼくはそうおもう。
さっきの中2に続いて
もうひとり持ってきた。

吹けば飛ぶような少人数の学年で 2名が学年1位。
おそろしい確率で学年上位がすわっている
いったい全体 どういうことなのか
ぼくが8年前にすずのきをつくったときには
学年20位になれば もうそれで充分だな‐
なんて おもっていたけれど
最近は 学年1位をみても 学年5位をみても
ふーん
しか 出てこない。
1位なら 手放しで帰らせてパーティーしても よさそうなもんだけどね
彼らには彼らの すべきこと 進めていきたいこと っていうのがたっぷりとあるもんなんだよね
そういうことが 彼らと関わってきて
大学受験をたたかってきて
だいぶ 解像度が高くなってきた。
すずのきでは 間違いなく
上位の方が 空気が薄い
だって きっと 彼らのライバルは
大学受験のときに 全国の猛者や 東京神奈川埼玉の中高一貫校の上澄みになるはずだから…
学校の上位で満足満足 高校行って 芽が出ない
そんなことにならないように
ガイドしていきたいとおもう。
1位の景色は さっぱり わからないんだけどね
彼らが今後必要とすることは 彼らよりはよくわかってる。
高校より先の勉強を進めるには それがとっても大切
高校で生徒全体に向けて
一律に進めるものなんて
実際の受験にはたいして役に立たない
小中学校に通っていれば それは想像がつくかもしれないけどね


