ここまでがんばらせてよかったのかな
という おもいは いつもどこかで持ってた。
3年と少し前
中3のときに入塾し
ぼくにたくさんたくさんワンワンほえられながらの3年間だったとおもう。
この子の場合
わんわんほえなくても
もしかしたら
今日 同じ結果だったかもしれない。
なんせ 学年2位。
ただ
「もし」
とか
「だったら」
みたいな 言葉を打ち消すだけの
圧倒的な 『毎日の乗り越え』 を目にしていたから
ワンワン追いかけることしか正解が見つけられなかった。
すごく おそくて 不器用なのに
よくぞ まぁ ここまで つみあげたもんだとおもう。
毎日ふみこむ
その凄みを 今までのすずのきで一番感じさせてくれた人かもしれない。
必然の合格
ぼくには そう思えてならない。
夏も朝から晩までがんばってた。
なんなら 昨日も一昨日もがんばってた。
結果の出せる頑張り屋さん
彼女はそういう人だということが 確定したんだろうね。
なんともいえない気分だ。
ずいぶん沖の方で ひとりベタなぎの中で ぼんやりしているような
心臓がとまらないように 水分をとろうとおもう。