来ていただいた先生のお名刺に
日体協公認スポーツ指導者(○○〇〇コーチ)って書いてあって
いま すずのきには小学生と中学生に全国大会に行ったり
全国でベスト10に入る子たちがいるから
相談に乗っていただいた。
先生のご専門の種目の子たちが 高校・大学・社会人と
どういう受け皿があって どういうふうに進んでいくのか
その道の達人にちょっとだけ教えていただけて とてもうれしい時間だった。
高校の強豪校ともなると
高校生活の200% その競技になるのは 全然不思議じゃないし
メンバー外といえども やはり 適当に取り組むわけにはいかないから
相当の覚悟をもって進んでいったほうがいい。
ぼくの弟はサッカー都選抜で 強豪の体育科に進んで
そして 挫折した。
かつての生徒にも 部活で高校に進んでいって 部活をやめた子がいる。
学校をかわった子もいる。ふたりともこないだごはん食べたら立派に社会人やってたから、ま いいんだけど。
たまーに美味しいものをたべさせてもらう 後輩のお店
日本料理でいくつか修行して 7年お店をやってるんだけど
彼は バドミントンで超強豪に進んで
そして ぐれた。
高校のときから知ってるけど、高校を卒業するのもギリギリだった。
今まで当たり前に大会に出て
当たり前に活躍してた子たちが
試合にも出れないで 練習も補助ばっかりだったらどうだろう。
高校のカテゴリーを突破したとして
いったいどのカテゴリーまでは充実している競技なのかっていうのは
ぼくはとっても気になるところだったりする。
社会人野球の一番の大会 知ってる?
都市対抗野球っていうんだけど
先々週まで東京ドームで開催されてた。
野球みたいに
すべてのスポーツで実業団があるわけではないんだよね。
ちなみに 都市対抗野球は
毎試合 1万人以上入場する
全国から応援する人が集まる大会。
中に入ればわかるけど 企業スポーツには
その企業に関連する何万人をささえているっていう面が少なからずある。
野球なら 河川敷にいけば草野球があるし
子どもとキャッチボールもできるかもしれない。
サッカーならどうだろう
ぼくのいちおし選手
3年間くらい生徒だった 松戸のプロサッカー選手 吉田新は
プロ3年目の今年 湘南ベルマーレを飛び出して
富山のチームにうつった。
ケガがちなのか 今年はほとんどベンチに入っていない。
どんなスポーツ選手も ケガはつきものかもしれないね。
きびしいよね。
ぼくはスポーツが好き
日曜は 世界陸上をみてきたし

ここんとこ 週5でジムに行って ヨギーになったり
水泳したり 筋トレしたりしてる。
もちろん スポーツ選手はリスペクトしてる。
スポーツにはあんまり嘘がないところがすきだ。
スポーツをがんばってる生徒の活躍は とてもうれしい。
それがどの競技でも
たぶん 2時間は生徒と話していられる。
仕事柄もあるし 自分も子育てをしているから
たくさん教育関係の本や記事を読むし、お話を聞く。
そこでは
何かに打ち込むことは よいこと
とされている。
ぼくは 都市対抗で活躍していた人たちのその後をたくさん知ってる。
受け皿の部署で働いてたことがある。
進路は
スポーツで進む場合
本人が納得しながら選択していくことが大切だとおもう。
そんなことを言っても
本人は競技のことばっかり考えてるだろうし
何より
保護者こそが一番のファンだから
その競技で進んでいくことを応援していくに決まっているんだけど
絶対に
勉強は強いほうがいい。
スポーツの歴史が 何百年あろうが
どれだけ楽しかろうが
人間は体力が資本だろうが
ここは 東アジアだからね。
1000年以上 科挙で身分制度を平等に保とうとしてきた文化圏だからね。
学歴ではなくて
思考力や判断力や行動力や情報収集能力を磨ける勉強は
ほんとうに役に立つよ。
自分をコントロールする力とか
すばらしい人間を目指すなら必須でしょ。
サウナ 入るだけじゃ 自分をコントロールする力は身につかないじゃない。
競技一辺倒は ぼくは 反対。
でもプロで世界一を目指すなら競技一辺倒にすべきともおもうけど…
実際問題 東葛も船橋もいってみればわかるけど
運動できる子が すごく多い高校なんだよね。
勉強できる人は体力も頭のスタミナも持ってるんだよ。
がり勉をイメージするかもしれないけど
青白くてひょろひょろ っていうのは、たぶん イメージだけで
進学校は
人より体力があって欲張りな人でないとなかなかたどり着かないとおもう。
むしろ誰でも入れる高校やFランとよばれる大学をみに行くといいかもしれない..
すずのきの 全国クラスの運動マンたちも
やっぱり 勉強でリーダーシップをとれる子たち。
全然 ヴェリタスの先生に教えていただいたことが書けなかった…
料理も洗濯も
勉強もスポーツも
読書も工芸も
歌も踊りも
せっかく生まれてきたんだから なんだってできたほうがいいんだけどさ
行き止まりにたどり着いたときに
本人がこまっちゃわないように
勉強で培えるものは
たくさん育てておくといいんじゃないかな。 と常々おもってる。