けっこう多くの生徒が勘違いしてる。
たぶん、これまで家や学校で『やればできる』って声をかけられてるからだと思う。
世の中の全員が逆上がりできるわけじゃないと思うんだ。
現に いま隣で寝てるむすめは、まだできたことがない。
もしかしたら、2年くらい練習してるかも。
それでもできない。
やってもできない。
勉強も同じ。
やればおぼえるわけでも、やればわかるわけでもない。そんな簡単なわけじゃない。
初回の面談で保護者の人に「この子はやればできると思うんですよ」「勉強のやり方さえわかればできると思うんですよ」って聞くことが結構あるんだけど、
ぼくは『勉強は学校で何年もやっていますでしょ。できるようになるまで根気強くやれるかどうかが大切なんですよ。その積み重ねこそが学力なんですよ』って思ってる。
初回にそんなふうには言わないけどね🤫
やらないとおぼえないし、やらないとわからない。
おぼえるまでやる!
わかるまでやりきる!!
勉強には、実行とやりきることが大切。
『やればできる』は 初心者向けの言葉。
学習者に この言葉をかけるなら、小学校低学年だけでいいんじゃないかな。
実際に 勉強できてない子にその言葉をかけるのは、粉飾決算をしてるのと同じみたいなもんだと思うよ。
練習量が大切なことくらい、本人たちも小学校で気づいてるから、事実に正面から向き合うほうがいいよ。
「勉強?やればできるからやってごらん。」
じゃなくて
「勉強?やるに決まってるでしょ。できるまでやる!」
わが子を勉強に向かわせるなら、このくらいの断固たる姿勢は親に必要だと思うよ。
子どもにやさしくいたい気持ちは理解できるけどね。勉強ができるようにはならないと思うよ。
数百人の親子と関わらせてもらってきて、親が 勉強 の重要性に懐疑的だったり、「伸び伸び育ってほしい」ってぼくに言う人だと、子供は勉強にたいして粘り弱くなってると感じるよ。
むすめは4月から 小学生の6歳
日曜日 公園に連れてって
5回だけ 逆上がりの練習をしてる。
でも 日曜日は塾をあけてることのほうが多いから
そんなに練習はしていない。
そんなちょこっとじゃ
逆上がり
なかなか できるようにならないよね?
練習するからできる
練習をかさねるとできるようになる
ぼくは 時間をかけて根付くように 伝えようと思ってる。