中受に向けたプロセス~ごく個人的な思想~

 

 

 

国語はね

 

 

 

読書はどっちでもいい。

 

どっちでもいいんだけど、言葉への感覚。ニュアンスに違和感があれば、すぐに聴いたり調べたりする繊細さは持ち合わせていないときつい。

 

 

 

ふだんの生活で どれだけ言葉集めをできているかが とてもとてもとてもとても大切。

 

言葉を吸収する際に たくさんの知識が同時に吸い込まれてるから。

 

 

 

 

単に 読書好き だと 必ずしも国語は得意とはいえない。

 

 

 

 

あと 批判的に読むことや 記述を鍛えること。

 

そういうことは後からできるんだけど 12年間積み重ねてきた人との会話 これこそが中学受験で問われる国語の素養だと思う。

 

 

 

 

すずのきでは

 

マンガでわかる 10歳までに覚えたい言葉1000

マンガでわかる 10歳までに覚えたい言葉1000レベルアップ編

12才までに世界を広げるちょっと難しい2500の日常語

 

を4冊ほど転がして

 

小学部のみんなが 日々それで語彙を増やしてる。

 

 

 

 

あと中学受験するしないに関わらず、 ほーぷ は記述版を使って 鍛えるようにしてる。

 

 

 

模範解答と自分の解答 どこがどう違うのかを向き合わせて、自分以外の視点を育ててる。

 

 

 

 

最近は17:40からの『頭がよくなる時間』で たくさんの 『お話』にふれるようにしてるけど、そういうのは机に座っていない多くの自由時間でできるといいことではある。

 

 

 

 

 

 

 

 

理科はさ

 

 

大変だよ。

 

 

 

 

本当に大変な教科だと思う。

 

 

体験や博物館 図鑑 教育番組たくさんたくさんのきっかけを通して、種をまきつづけないと。

 

 

NHKの理科に関する番組 頻繁に家族でみてます?

 

 

 

 

バラエティの知識・ゲームの知識は 受験では役に立ちません。

 

 

息抜きが必要?   下位になればなるほど 多くなるのが息抜きですよ。

 

 

 

 

 

理科は 体験を通さないと 定着しづらい。本当にやっかいな科目。

 

 

夏の大三角形を見るところから はじめるのがいいだろうね。

 

ぼくも星座早見盤を買って、ちょうど昨日届いたところだよ。

体験を通して、イメージする力を育てないとね。

 

ここは家庭でがんばってもらうのが前提になる。定着演習なり、計算なりはすずのきでもできるけど、理科についてはじっくりと向き合ってもらうのがいいと思う。

 

 

 

 

 

 

社会はさ

 

 

4年生になるまでに どれだけおぼえさせられるか

 

そこにつきるよ。

 

すずのきでは いま ドラえもんの学習マンガからステップアップして、みんな歴史のマンガをみてる。

 

『アタマのよくなる時間』には 偉人の話を必ず混ぜて話してる。

昨日は頼朝だったね。

 

 

旅行でも マンガでも 地図でもいいんだけど

 

いざ本格的にスタートしたときに

 

高校受験を上回る量の暗記をできるのは

 

それまでの蓄積がある人だと思うよ。試しに5年生の月例テスト学習分をみてみるといい。

 

 

他の科目がある中で 膨大な量を定着させるのは、下地がない中では 絶対に無理だと思うよ。

 

 

 

 

 

 

ここまで書いてて思うのは

 

 

 

合格したとたんに勉強できなくなり、 まるで普通の中学生の学力になる人をたくさん見てきたぼくとしては

 

 

 

 

 

目標を中受におくことは、大学受験以降を考えたら危険極まりないってこと。

 

燃え尽きるくらい発火させないと およそ上の方ではたたかえない。4年生までに10年間の積み重ねがあった上でね。

 

 

 

 

 

 

絶対にぼくが受験をとめることはしないし、中学受験の大多数は上位層ではないんだけど

 

 

それでもさ 中学受験経験者としては

 

全落ち経験者としては

 

中学受験フォローを何度も経験してる身としては

 

勉強できなくなった私立中学生を何十人とお預かりしてきた身としては

 

 

 

 

やるなら 親自身の受験 と自覚を持って臨んだ方がいいと思う。

 

 

 

 

 

「子どもが勉強しない」「やってもやっても成績が伸びない」なんて泣きごとは もってのほか。

 

 

 

家族が勉強する方に導けていないだけ。成績が伸びるほど家族で学力を積み重ねられていないだけ。こぼしてる間に自分が勉強して一問一答を出すべきだよ。

 

 

 

子どもは期待にこたえようと精一杯がんばってる

大人のあなたがもっとがんばるんですよ

 

 

 

 

そういうことを 大人に面と向かって言うほどのメリットが ぼくにはみあたらないから ぼくは大学受験を見すえての塾運営にしてる。

 

 

 

 

 

小学生を燃え尽きるほどに追い込んだ先の私立中学に そこまでの魅力を感じてればいいんだろうけど

 

 

小学生のうちに『勉強』について学びつつ

 

通学時間を 部活と勉強にあてたほうが、よほど大学受験にむきあえる中学生になると思うんだよね。

 

 

 

 

 

 

テキストをひらいて、自分が覚えて教えこむ熱量があるか自問するのがいいと思う。

 

 

それを 定着するように導くのが 中学受験における親の役割だから。子どもに何をさせようとしているのかイメージは、もっておいたほうがいい。

 

 

 

 

 

 

 

こと中学受験において

 

塾の役割は 一部だよ。

 

 

 

大部分は下準備。 ここにつきる。

 

 

 

どうか子ども任せにせず、力強くモチベーターとして進んでほしい。

 

成功確率を上げるのは、目先の1問が解けることではなくて、毎日 脳を絞るような強度の高い学習をし、定着を自分で把握するように成長を促すこと。

 

 

 

 

 

上位校進学には

確固たる意志 が大切です。毎日 ご自分に言い聞かせるのがオススメですよ🍀

 

 

その上で、進学をゴールにもたせないことをオススメしますですよ💁今日も今日で、引き続きがんばっていきましょうね😌